2005年09月14日 象が絞首刑に処された日 [今日は何の日] 89年まえの今日(現地時間9月13日)、テネシー州アービングで、臨時雇いの飼育係を踏み殺したサーカスの象、マリーが絞首刑に処された。 テネシー州を主な巡回地にしていたサーカス団、「スパークの世界的ショー」は1896年に4才のメス象、マリーを購入しショーに出演させる。貨車一台をつかって移動する規模だったこのサーカスは次第に人気を呼び、20年後の1916年には、その公演に象5頭を出演させるほどの大サーカス団になっていた。 1916年の9月12日、サーカスはキングスポートという町で興業していた。ショーの合間に水飲み場に連れていかれたマリーは、テントに戻る時、落ちているスイカを拾おうとして、世話係だったウォルター・レッド・エルドリッジにカギ棒で耳を強く引っ張られた。マリーは怒りだし、エルドリッジを鼻でつかんで放り出し、踏みつけて即