昨日は日本の植民地支配下にあった朝鮮全土で起きた3.1人民蜂起91周年の日でした。その年の春は穏やかな花の季節ではなく血の季節でした。全土が軍刀によって全身を切り刻まれ、銃砲によって撃ち殺され、日本人植民者の持つ日本刀で切られた人々の流した血で溢れました。 1919年3月1日、この日、朝鮮の各地で一斉に「独立万歳！」を叫んで人々が通りを埋め尽くしました。それは日本帝国の植民地支配に対する民族挙げての抵抗でした。しかし、彼らは徒手空拳でした。手に握っていたのは独立を訴えるスローガンが書かれた紙や国旗であり、畑に向かう途中だった一部の農民が仕事に使う鍬や鋤などを持っていただけでした。 最初は平和的なデモでした。それは犯罪などではなく万人に天賦の権利として与えられている神聖不可侵の権利の行使でした。しかし、この平和的示威は瞬時に血塗られていきました。日本の植民地統治機関は銃剣で群集を弾圧し、銃で

『産経』が再び「【主張】高校無償化　朝鮮学校の説明は不十分」で朝鮮学校を排除せよと絶叫している。内容を要約する必要は無いだろう。『産経』の主張の要点は、①政府に朝鮮学校の教育内容精査を要求していること、②その際、教育内容が新教育基本法（「我が国と郷土を愛する」）に合致するかどうかをチェックすることの二つに絞られる。 ①について、「単なるカリキュラムの調査だけでなく、同胞教育の中身の精査が必要である」と息まいていることからも、他の報道機関とは異なり、教育「課程」と教育「内容」の違いを十分に『産経』がわかった上で、意識的に教育「内容」の調査へと政府を踏み込ませようとしていることがわかる。『朝日』的擁護論（必ずしも『朝日』だけではない）は教育「内容」の変化をもって、朝鮮学校を高校「無償化」から排除するなと言っているわけだから、恐るべきことに現在のマスメディアのレベルでは①についてはほぼ反対意見は