「ろくでなし子」さんといえば、あ~、あのニュースの人ね、と思い浮かべる人も多いことでしょう。 そう、女性器の3Dデータを配布しちゃったとかで、わいせつ電磁的記録頒布罪の疑いで警視庁に逮捕された彼女のことです。 この事件、逮捕後いったん勾留されたものの、勾留決定に対する準抗告(取り消せという申し立てのことです)が認められて彼女は釈放されたとか。 その後の記者会見では、弁護士もろくでなし子さんも、犯罪該当性がない、不当逮捕だと訴えており、海外報道陣も不当逮捕、女性差別などと見解を述べているとかネットのニュースに書かれています。 私の本業の方の同業者も、この事件、非常に敏感な方がわりに多数いて、やれ、不当逮捕だ、芸術に対する冒涜だなどなどとFBなんかで大騒ぎしていたりしました。 正直、弁護士としての私の見解はシンプルで、「逮捕はまあ仕方ないとしても、勾留するまでのこたあないだろ」(特に東京地裁は