仏パリで、危険標識の前に置かれたウェブカメラ(2013年6月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIONEL BONAVENTURE 【9月16日 AFP】イタリアで、自分の性行為を撮影した動画をインターネット上から削除するよう求めて勝訴した女性が自殺したことから、オンライン・プライバシー保護をめぐる論争が再燃している。 ティツィアーナさん(31)は今月13日、南部ナポリ(Naples)近郊のムニャーノ(Mugnano)にある親戚の家で首をつって死亡しているのが見つかった。ネット上に拡散された自身のセックス動画の削除を求めて訴訟を続けた末の死だった。 問題の動画は1年前、ティツィアーナさんが以前に交際していた男性に焼きもちを焼かせようと、その男性本人を含む複数の友人に送ったもので、恋人と性行為中の自分が映っていた。ところが、この動画は間もなくインターネットにアップロードされ、ティツィアー