WHO=世界保健機関は西アフリカのギニアでエボラ出血熱で3人が死亡したと発表しました。ギニアとその周辺国は2016年までのおよそ2年間にかけて大規模な流行を経験していて、WHOは警戒を呼びかけています。 WHOアフリカ地域事務局は14日、ギニアの南東部で先月下旬、地元の病院に勤める看護師がエボラ出血熱で死亡したあと、看護師の葬儀に参列した6人が症状を訴え、このうち2人が亡くなったと発表しました。 西アフリカではギニアのほか隣接するリベリアとシエラレオネを中心に2016年までのおよそ2年間にわたってエボラ出血熱が流行し、1万1000人以上が犠牲となりました。 ギニアでエボラ出血熱の感染が確認されたのはその流行以来で、ギニアの保健当局は新たな流行が始まったと宣言しました。 WHOアフリカ地域事務局のモエティ事務局長は「ギニアで再びエボラ出血熱が発生したことは極めて懸念される」として、WHOがギ