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  • 遅くあるために/片岡大右『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたかーー現代の災い「インフォデミック」を考える』(集英社新書、2023年) : MAKE SOME NOISE

    控えめに言っても不愉快な季節だった。東京オリンピックが行われたのは2021年だから、まだ1年半前のことだ。当時、コロナの感染者も今よりずっと多く、そうした中でオリンピックの開催にも賛否両論があったと記憶している。両論といっても、私の記憶では、私の周りにはオリンピック開催を積極的に支持する人、開催したら観戦したいという人はほとんどいなかった。そもそも「国家を代表する」だとか、「国別対抗」ということに価値を見出す人は、私の周りにはほとんどいない。今もそうだろう。 でもまだたった1年半前のことなのに、オリンピックが行われたのは、もう遠い昔のような気がする。私たちはあれから何度コロナの波を乗り越えてきたのか。コロナのせいだけではないだろう。今、SNSでの炎上は日常茶飯事となり、数日前のことすらもう覚えていない。何かが炎上するたびに苦笑いをしながら一言二言話題にするけれども、結局なにも考えないまま、

    遅くあるために/片岡大右『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたかーー現代の災い「インフォデミック」を考える』(集英社新書、2023年) : MAKE SOME NOISE
    nessko
    nessko 2023/02/26
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