2月26日の国会総務委員会で、河村たかし議員の質問に答えた鳩山邦夫文部科学大臣は、東京中央郵便局は文化庁が重要文化材に指定できる価値のあるものだと表明したことを受けて、「貴重なものだ、それを害することのないようにしなくてはいけない」と言明した。 そしてその夜の記者会見で大臣は「重要文化財の価値があるものをなくすのは、トキを焼き鳥にして食べるようなものだ」と指摘し「文化や歴史を大切にする国でなくてはならない」と述べる。そのエキセントリックな比喩がプレス関係者の心に響き、新聞、テレビで大きく報道されたことは周知のことと思う。生々しい言い方だが、言いえて妙とも言えそうだ。 この国会総務委員会でのやり取りは大変興味深い。 新聞ではほとんど報道されなかったが、河村議員は入札に疑惑があるので調査して欲しいとさらりと鳩山大臣に依頼した。そして質問に答えた文化庁の高塩氏は、一昨年(2007年)12月の決算
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