Twitterの相互フォロワーさんのツイートで、新地西町の某有名遊郭建築の解体が始まったとの情報を見て、仕事の合間を縫って慌てて現地へ。そこで見たのは既に半壊し内部が顕わになった建物と、最盛期の幻影。 オーナーとの奇跡的な出会いもあり、おそらくどこにも出ていない貴重な内部の写真も撮らせていただくことができた。これは単なるノスタルジーではなく、価値ある資料としての記録。 関連記事 上記過去記事のサムネイルにも使っている妓楼(?)っぽい建物は、遊郭クラスタにはお馴染みの物件であろう。 下関市。かつて人も金もこの地に集まった時代があった。 エネルギーの密度が高いまちには、必ずと言っていいほど歓楽街がある。社交の場として、労働者の日々の疲れの受け皿として、駅からほど近いこの場所に花街が発達した。 前置きが長くなってはいけない。まちの歴史については過去記事を見ていただくとして、兎も角にも到着に到着。