ブックマーク / www.jiia.or.jp (5)

  • 2016年大統領選挙に関する実証研究の知見と2020年大統領選挙

    「米国」研究会 第1号 「研究レポート」は、日国際問題研究所に設置された研究会参加者により執筆され、研究会での発表内容や時事問題等について、タイムリーに発信するものです。「研究レポート」は、執筆者の見解を表明したものです。 2016年大統領選挙におけるトランプ勝利と選挙予測の失敗の原因について、この4年間ジャーナリズムを中心に盛んに論じられてきた。しかしながら、それらの中には印象論の域を出ないものも多い。そこで論考では、これまで日ではあまり紹介されてこなかったデータ分析を用いた実証研究の知見をもとに、2016年大統領選挙に関するいくつかの通説の妥当性について検討する。そしてそれをふまえて、間近に迫った2020年大統領選挙の展望を示す。 トランプ勝利は白人労働者層の格差や貧困が原因ではない 周知のとおりトランプが選挙人票の過半数を獲得し当選できた主な要因は、激戦州を制したことにあった。

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    nessko 2024/07/18
  • 民主党内左派の分断と糾合--------イスラエル情勢の影響から

    「米国関連」研究会 FY2023-3号 「研究レポート」は、日国際問題研究所に設置された研究会参加者により執筆され、研究会での発表内容や時事問題等について、タイムリーに発信するものです。「研究レポート」は、執筆者の見解を表明したものです。 「ウクライナが右派を分断する一方で、イスラエルは左派を分断」? 2023 年 10 月 7 日のハマスによる対イスラエルの大規模攻撃とそれに対するイスラエル側の報復攻撃は、アメリカ政治の諸面に様々な影響を与えている。連邦議会専門記者のB・メッツガーは「ウクライナが右派を分断する一方で、イスラエルは左派を分断する可能性」と題した「ビジネス・インサイダー(Business Insider)」の記事で、イスラエル情勢が民主党に深刻な亀裂を入れる可能性を指摘しているi。すなわち共和党側で生じたウクライナ支援をめぐる賛否と同じような分裂線が民主党に生まれるという

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    nessko 2023/12/17
    >2023-11-17
  • ウクライナ紛争とイスラエル~曖昧路線の舞台裏~

    「中東・アフリカ」研究会 FY2022-2号 「研究レポート」は、日国際問題研究所に設置された研究会参加者により執筆され、研究会での発表内容や時事問題等について、タイムリーに発信するものです。「研究レポート」は、執筆者の見解を表明したものです。 「中立」政策と「人道」支援 2022年2月24日にロシアが一方的にウクライナへ軍事侵攻を開始し、欧米がこぞってこれに反発してウクライナに対する軍事支援や対ロシア制裁に動く中、中東における欧米の有力な戦略的盟友とみなされていたイスラエルは、慎重に欧米への政治的外交的同調を回避し「中立」の立場を明らかにした。ウクライナの要請する兵器や兵站等の移送を拒否し、ロシアに対する各種の制裁措置への参加を見合わせる一方で、これとのバランスを取るかのようにして迅速かつ有効な「人道支援」を開始し大々的に喧伝した。他国に先駆けてウクライナ領内に野戦病院を開設し、開戦後

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    nessko 2023/12/17
    >2022年7月18日脱稿
  • 「国際秩序の動揺と米国のグローバル・リーダーシップの行方」 (令和3年度米国研究会)

    研究所は、国際問題の調査研究を行い、わが国の外交を科学的に研究し、その政策の企画に建設的構想を提供するとともに、国際問題に関する知識の普及および情報の頒布を計り、全国の大学及び研究団体における国際問題の研究を奨励し、わが国にとって望ましい国際世論の形成に貢献し、もってわが国外交の健全な運営の確保に資し、進んで世界の平和と繁栄に寄与することを目的とする。

    「国際秩序の動揺と米国のグローバル・リーダーシップの行方」 (令和3年度米国研究会)
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    nessko 2022/03/30
  • ロシア・ウクライナ戦争とドイツの安全保障政策の転換

    欧州研究会 FY2021-7号 「研究レポート」は、日国際問題研究所に設置された研究会参加者により執筆され、研究会での発表内容や時事問題等について、タイムリーに発信するものです。「研究レポート」は、執筆者の見解を表明したものです。 ドイツを変えた「プーチンの戦争2022年2月27日、ドイツのオラフ・ショルツ首相が連邦議会の特別会議で画期的な演説を行った。それまでの政策を転換し、ウクライナへの武器供与、ロシアに対する厳しい経済制裁、防衛費の増額、ロシアへのエネルギー依存からの脱却などに踏み切ることを表明したのである。この演説は、ドイツの安全保障政策の劇的な変化を予告するものであり、国際的にも大きな反響を呼んだ。あるいは、衝撃を与えたと言ってもよいかもしれない。 無理もなかろう。2021年12月に発足したショルツ政権――社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)の3党連立。各党の

    ロシア・ウクライナ戦争とドイツの安全保障政策の転換
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    nessko 2022/03/30
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