交際相手に大麻を譲り渡したとして、大麻取締法違反罪に問われた元プロテニス選手宮尾祥慈被告(27)の初公判が15日、東京地裁(高橋徹裁判官)であり、宮尾被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。検察側は「ほぼ毎日大麻を使用していた。夢を与える立場にありながら、安易に手を染めた」と懲役6月を求刑、弁護側は寛大な判決を求めて結審した。判決は22日。 宮尾被告は被告人質問で、大麻に手を出したきっかけについて、「海外遠征中、先輩選手に勧められた」と説明。「けがが相次いで結果が出せなくなり、吸ってしまった」と述べた。 【関連ニュース】 ・ 連続婦女暴行で懲役25年=組員装った無職男 ・ 札幌学院大生、大麻所持で逮捕=ネットで種子購入、自宅で栽培 ・ 1位は「世界金融危機」=社会部長が選ぶ10大ニュース ・ 大麻種子「所持でも罰則」=HPで注意喚起 ・ 自転車で覚せい剤配達=1日10