◎登米市内で大会開催目指す インターネット検索大手グーグルが運営するスマートフォンの位置情報を使ったゲーム「イングレス」を利用して交流人口の拡大を図ろうと、登米市のグループが研究会を発足させた。メンバーは「登米市の魅力を多くの人に知ってもらうツールになる」と張り切っている。 イングレスは二つに分かれたプレーヤーが仮想空間で行う陣取りゲーム。実在の建物がゲーム内の拠点「ポータル」に指定され、現地を訪れたプレーヤーが、スマートフォンなどを操作して拠点同士をつないで陣地を広げる。6月に仙台市で公式イベントが実施されるなど、県内でもプレーヤーが増えている。 登米市の郷土料理「油麩(ふ)丼」で地域活性化を狙う「とよま油麩丼の会」のメンバーが、「見に来てほしい市内の飲食店や施設をポータルに登録すれば参加者がゲームを楽しみながら、登米の観光も堪能できるはず」と着眼。メンバー8人で「登米市イングレス