特集 ウェブ3が目指すべきは「アンチ中央集権」ではなく「参加型中央集権」である 〜〜トークンエコノミーの可能性を考える だんだんと盛りあがって来ている「ウェブ3」というバズワード。これがどの方向に行こうとしているのかということを、今日は論じようと思います。 しばらく前に配信したこの記事で、そもそもウェブ3まわりで良く言われている「中央集権からの脱却」というのはファンタジーでしかないということを論じました。 「『アンチ中央集権』というのは気持ちの良いスローガンですが、私たちはともすれば悪に陥りがちな自分たちをコントロールために政府を持ち、警察を運営し、中央集権という『必要悪』を許容しているのだということも忘れてはならないのです では、ウェブ3はまったく意味がないものなのでしょうか? 何ももたらさない、単なる一過性の流行り言葉にすぎないのでしょうか? わたしは、そうではないと考えています。ウ