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ブックマーク / satoshi.blogs.com (8)

  • MySpace/Facebookがなぜ日本で成功しないか

    TechCrunchの「SNSの世界進出ーなぜMySpaceとFacebookは日でだめなのか」は、私が最近強く感じていることと通じることもあり、いろいろと考えされられた(英文でのレスポンスはここ)。 私と増井君が作ったBig Canvasは、米国法人であり、その最初の商品PhotoShareはAppleのApp Storeを通じて世界同時リリースをした(UI英語と日語のみサポート、ただし投稿はどんな言語でも可能)。その意味では、特定の国のユーザーに特化したつもりは全くない。ただ、既に600万人いるiPhone 2Gユーザーを考えれば、SNSとして成り立つに最低限必要な数千人のユーザーを確保するには米国でがんばらねばならないとは強く認識していた。 米国での一番のライバルは当然MySpaceとFacebookであるが、「常時接続ライフスタイル」に最適化されたサービス作りで「写真版Twi

  • WSJからiPhoneに関して取材を受けた

    Wall Street Journalの記者からiPhone向けのアプリの開発に関しての取材を受けた。来週のWWDCに向けた下準備らしく、全文がWSJに乗ることはまずないので、私なりにインタビュー記事を起こしてみた。 WSJ:なぜiPhone向けのアプリを作っているのか? 私:OS+開発環境という意味で他のモバイルプラットフォームより圧倒的に優れているから。私は、Windows Mobile、BREW、Symbian、J2ME/MIDP、J2ME/DojaなどのさまざまなモバイルOS/VMの開発に関わって来たが、iPhoneの開発環境ほど開発効率の良いプラットフォームに出会ったことはない。 WSJ:開発環境に関してはMicrosoftがマーケットのリーダーだと思っていたが 私:Visual Studioはすばらしい開発環境だが、モバイルに限って話で言えば、Xcode上でiPhoneアプリ

  • Life is beautiful: MacWorld Expo: なぜiPod touchのアップグレードのみ有料なのか?

    スティーブ・ジョブズの基調講演でもうひとつひっかかったのが、Apple TVとiPhoneのソフトウェア・アップグレードが無料なのに、iPod touchのアップグレードが20ドルなこと。Apple TVとiPhoneのソフトウェア・アップグレードが無料なことに触れたときは、誇らしげにストップして拍手を受けたのに、iPhone touch のアップグレードに関しては、「これから販売するiPod touchには無料で新しいアプリケーションがついて来るけど、既存のiPod touchに関しては20ドル」と、あっさりと流したことに妙な違和感を感じた人も、「Appleはセコい」と思った人も多いはずだ。 私も「アレ?」と思ったのだが、思いあたるフシがあったので、AppleのAnnual report を調べてみたところ、答えが見つかった。 エンロン・スキャンダル以来、厳しくなった米国の会計基準が理由

  • Steve Jobsとドコモの中村社長との会談を想像してみる

    According to a report in the Wall Street Journal, Apple has entered into talks with both NTT DoCoMo and Softbank for an iPhone deal in Japan. Apple CEO Steve Jobs recently met with DoCoMo's president Masao Nakamura and executives from both Japanese carriers have visited Apple's Cupertino offices in recent weeks. Apple is considered to be more interested in partnering with DoCoMo since its preferen

  • Web2.0 Expoとネットバブル2.0

    今日は、Web2.0 Expo に参加するためにサンフランシスコへ。とりあえずは、セッションを二つばかりとキーノート・スピーチを聞いたが、どの話にも流れるテーマは、 ・Web2.0は当にビジネスになるのか、これは単なるバブルではないのか? ・ベンチャー企業は、長続きするビジネスを作るつもりで作るのか、Googleとかに売るために作るのか? ・チープ革命のおかげでベンチャー・キャピタリストのお金の行き先がなくなっているのでは? と、やはりベンチャー起業のビジネスモデルとそのExit Planの話がメイン。MySpace、FaceBook、YouTube、と立て続けにものすごい価格でWeb2.0企業が評価されているために、起業家たちだけでなく、ベンチャー・キャピタリストたちまでが浮き足立っているというのが現状である。 まあそれでも、米国の場合は、99~00年のネットバブルとは違って、ちゃんと

  • 「個人」に蓄積しているCGMマーケティングのノウハウ

    先日、ネタフルのコグレマサトさんと会う機会があったのだが、その時にいただいたのがこの「クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング」。前から薄々と感じていたことで、このを読んではっきりと確信できたことが一つある。 これからますます重要になるであろうCGMマーケティングのノウハウの蓄積に関しては、「企業」ではなくて、コグレさんのような「個人」がすごく重要な役目を果たしている、ということである。 既存のメディアを通したマーケティングに関しては、それを専門に研究している学者やコンサルタントはたくさんいるし、電通や博報堂などの広告代理店には、過去の失敗や成功事例から学んだ数多くのノウハウが蓄積されている上に、新しい情報も彼らのところに集まって来るようにできている。組織に属さない一個人がいくら努力したからと言って、決して追いつけるものではない。 しかし、ネットを通したCGMマーケティングには

    netafull
    netafull 2007/03/26
  • Life is beautiful: AdSense と アフィリエイトが可能にする「チープ起業」革命

    先日梅田望夫氏と会をする機会をいただいただのだが、彼の話の中で最も興味深かったのが、「『はてな』のビジネスがVC(ベンチャー・キャピタル)から全く資金調達せずに回っている」と言う話である。インターネット・バブルの崩壊後にGoogleYahooが広告収入で黒字化した、というだけで偉いのに、「はてな」のような所が、(自分で広告主を集めるのではなく)Google の AdSense と Amazonアフィリエイトでそれなりの売り上げが上がって、その資金でさらなる開発投資ができてしまうという事実は、私にとっては「目からうろこ」の衝撃であった。 私の知り合いにも、自分のブログに楽天の商品の紹介をちりばめて月180万円もの売り上げを誇るすごい人がおり、私も実験と思い楽天やアマゾンのアフィリエイトに入ってこのブログに少し広告を出してはいる。しかし、私はあくまでその手の広告から得られる収入は「ブロ

    netafull
    netafull 2005/08/04
    うむ
  • Life is beautiful: Ajaxの本質、「非同期メッセージ型ウェブ・アプリケーション」のススメ

    最近、「これからのウェブ・アプリケーションはAjaxだ」という声を良く聞く。ソフトウェアを生業としているエンジニアとしては、この手の「流行もの(hype)」に触れた時には、表面的なものに踊らされずに、その質を自分なりにしっかりと捕らえて消化・吸収して自分のものにしなければいけない。今までも、「オブジェクト指向」、「マルチ・ティアー・アーキテクチャー」、などの言葉が一人歩きするたびに、「これからは○○だ」とか「○○の時代は終わった」などと、過激なことを言って読者の目を引こうとだけするマスコミや企業のマーケティング戦略に数多くの人が踊らされてきた。 そんなノイズだらけのメッセージに混乱させられた結果、「Cではオブジェクト指向のプログラミングは出来ない」と信じているエンジニアがいまだに沢山いることは全く嘆かわしいことだ。「オブジェクト指向のプログラミング」は、設計姿勢・プログラミングスタイルに

    netafull
    netafull 2005/06/08
    Ajaxとは?
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