2021年3月30日のブックマーク (3件)

  • 「映画を早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来(稲田 豊史) @gendai_biz

    Netflixに実装された1.5倍速 気がつくと、Netflixをパソコンで観る際に1.5倍速で観られるようになっていた。セリフは早口になるが、ちゃんと聞き取れる。字幕も出る。筆者のブラウザはSafariだが、少なくとも1年前、日Netflixにこの機能はなかった。 調べると、Netflixは2019年10月より、モバイルとタブレット端末を対象として試験的に再生速度調整機能を導入していた。その後順次導入が進み、現在では、パソコン及びAndroid、iOSデバイスでの再生時に、再生速度を0.5倍、0.75倍、1倍(標準)、1.25倍、1.5倍に変更できる。 再生画面には他に、「10秒送り」「10秒戻し」ボタンがある。クリックもしくはタップすれば、一瞬で10秒後・10秒前に飛ぶ。TVモニタでの視聴時に倍速視聴はできないが、リモコンの右を押せば10秒飛ばし、左を押せば10秒戻しが可能。なお、

    「映画を早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来(稲田 豊史) @gendai_biz
  • タニグチリウイチの「今のアニメを知るために」:第9回 共感を得つつ自分を貫き独特のワールドを生み出し続ける監督、幾原邦彦の軌跡

    『美少女戦士セーラームーンR』や『美少女戦士セーラームーンS』のシリーズディレクターとして活躍し、『ウテナ』で脚光を浴びて『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督や、『機動戦艦ナデシコ』の佐藤竜雄監督に並ぶ才能として注目を集めていたのに、どうして一線から遠ざかってしまったのか。理由は単純。企画がなかなか通らなかったからだ。2019年3月3日に渋谷で行われた、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の第十期生修了制作展に登壇した幾原監督が、そのことを明かして空白期間を振り返った。 「10年経つと代替わりがあって、自分の話が通じなくなる」と幾原監督。自分が面白いと思って立てた企画でも、世代とのギャップがあってなかなか受け入れられず、通らない繰り返しだったという。「共感性を得るには、自分が意識しないといけない」。だからといって、世代に合わせて自分の感性まで譲ってしまっては、クリエイターとし

    タニグチリウイチの「今のアニメを知るために」:第9回 共感を得つつ自分を貫き独特のワールドを生み出し続ける監督、幾原邦彦の軌跡
  • 樋口尚文の千夜千本 第166夜 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(樋口尚文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「個」のかけがえのなさを思い知らされる詩篇これは庵野秀明という「個」の壮大な独り言である。あくまで独り言であり、また性急に核心に向うところがあるので、細かいところでわからないことはあるのだが、そんなことがまるで気にならないほど驚くべき映像の語彙が熱っぽく披瀝され、まずはそれだけでも強烈に惹きつけられるものがある。 しかもそのただならぬ語彙量と勢いには「引用の織物」的なエディット感覚(ここでその曲来ましたか!!的な)も充満しており、それゆえに全体が空洞の伽藍のような虚無感もじわじわと漂ってくる。つまり、この途方もない饒舌はあまりにも面白くて時間を忘れるほどなのだが、一方では巨大なハリボテのような凄まじさを呈してくる。 ところが、こうした方法的な次元、フォルムの次元においては驚嘆すべき語彙の嵐を通してニヒルさ、怜悧さが際立ってくる一方で、この独り言の醸す感情面については信じがたく直球であり、生

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