トランジスタ は P 型半導体 と N 型半導体 を NPN、 または PNP のサンドイッチ状に接合した半導体素子で、 増幅作用やスイッチング作用を持っています。 形状・サイズには様々なものがありますが、 左の写真はその一例です。 コンピュータには膨大な数の (おそらく 100 億個ほどの…) トランジスタが使われていますが、 ほとんどは IC の中に集積されていて、 このような単体のトランジスタが使用されることは希です。 トランジスタにはエミッタ (emitter)、 ベース (base)、 コレクタ (collector) という 3 つの電極があります。 NPN 型トランジスタの場合、 ベースからエミッタにほんの少し (たとえば 1mA 程度の) 電流を流してやると、 その数百倍の電流がコレクタからエミッタに流れます。 ベースの電流を変化させるとコレクタの電流もそれに応じて大きく変