こんにちは。 ちょっとニュアンスは違うかも知れません。 私達の周囲の世界はただの現象世界であり、そこにはどんな意味や価値判断、意図もない。あるのはただの無為自然でしかない。それにひとつひとつ意味付けをしていくのは、私達一人一人の感覚であり、解釈である、ということを詠んでいるのだと私は思います。 彼はだから、自分のしていることもしてきたことも、世の中が変わろうとしていることも全て、所詮はその程度のものなのだ、と達観したのではないでしょうか。 例えば、出かけようとした時に雨が降ったからと言って、それで私達は不幸になるわけではありませんよね。雨は何も考えてもいないで、ただ降っているだけです。それをどう受け止めるかは私達次第です。自分だけに降っているように感じて、こんな時に限って・・と、不運な自分を惨めに思うか(本当は個人に雨が降ることなどあり得ないのですが)、何気なしに今日は家でのんびりせよ、と