京都府の京丹後市峰山町は、町の歴史と関わりの深い「ネコ」に着目した町の活性化に取り組んでいます。その切り札が何ともユニーク。ネコと心が通っちゃうかも? 織物と養蚕の神様をまつる地元の神社には「こまいぬ」ならぬ「こまねこ」がおよそ200年にわたって鎮座しています。 なぜネコなのか。 神社の宮司さんによると、ネコは蚕や織物の天敵であるネズミを退治してくれることから、地元の人々にとって神様のような存在だったのだそうです。 この「こまねこ」を見るために神社を訪れる人や、飼いネコの幸せを「こまねこ」にあやかろうという人などもいることから、町では「ネコ」に着目し、町おこしにつなげようという取り組みを進めています。 その切り札がこの春に開発された「人もネコも一緒に食べられる缶詰」。 材料には地元でよくとれるサワラの幼魚「サゴシ」を使い、ネコの愛好家たちの意見を聞きながら試作を重ねた自信作です。 クセが少