エンジニアのミコラ・グリマリョク氏によって開発が進められるオープンソースのプロジェクト「OpenCore Legacy Patcher」(OCLP)は、Appleが提供する最新のmacOSを、サポートが終了した古いMacでも動作させることを目的としたプロジェクトです。そんなOCLPが2023年10月3日に公開したバージョン「1.0.0」では、記事作成時点で最新の「macOS Sonoma」のサポートに対応しています。 OpenCore Legacy Patcher https://dortania.github.io/OpenCore-Legacy-Patcher/SONOMA-DROP.html Release 1.0.0 · dortania/OpenCore-Legacy-Patcher · GitHub https://github.com/dortania/OpenCore-Le
2003年には「プレーンテキストなんてものは全く存在しない」と言われ、テキストの解読には文字コードの情報が必須となっていました。しかし、2023年になるまでの20年の間に絵文字などのおかげでUnicodeの利用率は98%へと到達し、再び文字コードを気にせずにすむ時代がやってきています。そんな時代において、正しくUnicodeを使うために必要な知識をエンジニアのニキータ・プロコポフさんが解説しています。 The Absolute Minimum Every Software Developer Must Know About Unicode in 2023 (Still No Excuses!) @ tonsky.me https://tonsky.me/blog/unicode/ Unicodeの歴史と利用率の推移をまとめたグラフは下図の通り。2000年代後半から急速に普及が進んでいったこ
普通の物質に対して一部の性質が反転している「反物質」の性質は、理論的な関心が高い一方で測定は難しく、実験的に証明されていない性質がいくつかあります。その1つが反物質に働く重力の向きです。大多数の物理学者は普通の物質と同じく、反物質にも同じ方向に重力が働くと考えていますが、重力とは反対方向の「反重力」が働いてる可能性を否定する実験的な証拠は、これまで存在しませんでした。 反物質の1つである「反水素」の研究を行う「ALPHA」実験の国際研究チームは、反物質に働く重力の向きと強さを実験装置「ALPHA-g」で測定した結果、反水素に働く重力の向きと強さは普通の物質と一致し、反物質に反重力が働いている可能性は事実上除外できることが明らかになったとする研究成果を発表しました。この結果は、現代物理学の枠組みでは「反重力は存在しない」と言い換えることもできます。 【▲ 図1: 今回のALPHA-gによる実
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く