ブックマーク / hanasakutarou.hatenablog.com (43)

  • ヤフーも、ヤフコメ民も、そろそろ目を覚まそうよ【日経記事からの考察】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに ポータルサイトのヤフージャパンのニュース記事で、 読者コメントの欄が、通称ヤフコメ、 投稿を重ねるヘビーユーザーがヤフコメ民と呼ばれています。 あらゆるニュースに対してコメントが並びますが、 いわゆる民度が低いコメントが多く並ぶので、 度々問題視され、一部対症療法的な対策が始まりましたが、 運営側も、広告媒体としての収益がPV数に基づいたものとなり、 PV数(閲覧数)がヤフコメ民に支えられていることもあって、 炎上商法に乗っかっているような側面からも、抜的な対策は 打っていません。 ヤフーは、ポータルのトップにニュースが並ぶ仕組みなのは、 よく知られているかと思いますが、 ちょっと、気になった記事と載せ方があったので、紹介させていただきます。 今回の目次です。 0.はじめに 1.紹介する記事 2.記事の内容 3.気になった点とまとめ 関連記事 1.紹介する記事 2027年に

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  • なぜ戦争ってしたいのだろうか【日本会議 戦前回帰の情念】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 12月8日は開戦記念日でした。 終戦記念日は有名ですが、開戦の日って終戦よりは取り上げられなかった 印象でしたが、今年は、結構テレビ番組でも取り上げられたいた印象です。 取り上げられていた内容として見られたのは、 ・軍内部でも反戦の為に動いている人たちがいたこと (やれば負けることがわかっていたいた人たちが少なからずいたこと) ・開戦する人たちに、途中休戦や、敗戦のシナリオ戦略がなかったこと ・反戦を意図した資料が、別の侵略戦争に曲解されてしまったこと ・民衆は往々にして、都合のいい情報を信じて開戦ムードだったこと ・最初は軍人だけが闘うと思って賛成していた民衆が、 徐々に自国内と、自分たちへの負担が過度に迫ってきて、 「何か違うな」と思ってきた時にはもうズブズブで抜けられなかったこと などでした。 ただ、戦後80年の現代でも、世界中ではキナ臭い話ばかりです。 足元の日でも

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  • マイノリティの世界を素敵な切り口で【マイノリティデザイン】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 2021年に開催された東京パラリンピックは、 自国開催なこともあって、多くの競技、選手が注目されました。 今まで知らなかった競技、知らなかった選手が 練習と熱意を実らせて活躍する様子を見るのは、 無観客のテレビ越しでも、十分に感動させていただきました。 ゴタゴタの中、滑り込んだ感の多かったオリンピックに対して、 その陰になって地道に準備ができていたおかげか、 開会式から閉会式まで、とても充実していたのではと感じます。 個人的には、パラリンピックの見方が大きく変わりました。 よく知らずに、オリンピックの障害者版だと偏った見方をしていましたが、 純粋にスポーツとして面白く、スリルと興奮を感じて、 とても楽しむことができました。 迫力と躍動感、テクニックやメンタル、ゲーム戦略など、 他のオリンピック競技やプロスポーツと何も変わらないものでした。 障害に負けないでスポーツを頑張ってい

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  • 少子化問題でのタブーを意識しながら、問題を直視する【[続]少子化論】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 国の人口が減少する「人口問題」の解決は、大きく分けると ・移民、外国人を国内に増やす ・国内の出生率を上げる の2つの手段での解決策があります。 ヨーロッパでは、様々な問題に直面しながらですが、 移民を受け入れている為、人口は保てています。 実際のところ、日は移民を忌避する傾向が強いので、 出生率の向上しか手段が残りませんし、 移民を受け入れるとしても、自国民の減少はい止める必要性からも、 出生率の向上は必須という意見は多く見受けられます。 先日、2021年の日の人口が発表されましたが、 日人が約37万人、外国人が約5万人減って計42万人減少しました。 よく、極論好きの人がたとえ話で使われますが、 県庁所在地ならば、高松市、長崎市あたりが無くなってしまうぐらいの減少です。 2年で山梨県、3年で鳥取県と島根県が無くなってしまう計算です。 実際にはそんなことはもちろんあり

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  • 誰のための「おもてなし」なのか【「おもてなし」という残酷社会】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 「おもてなし」ということばが注目されたのは、 2013年の東京オリンピック誘致の為のプレゼンテーションで 優雅で魅力的だったので、覚えていらっしゃる方も多いかと思います。 その年の流行語大賞ともなり、海外でも知られることばとなりました。 ホスピタリティということばも一般化されたと感じます。 ただ、そのころから、「感情労働」ということばも 見受けられるようになってきました。 海外では2000年代初頭から使われ始めたことばの様ですが、 日では、2010年代に入って使われる様になったといわれています。 感情労働とは、 感情が労働内容の不可欠な要素であり、 かつ適切・不適切な感情がルール化されている労働のこと という意味で用いられ、一般的な頭脳労働に比べてストレスが多い とされています。 サービス提供の労働に多いと言われていて、 相手の対応に関わらず、感情を含めたサービスを提供する

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  • 日本の人口問題は「やってるふり」の典型か【パンデミック以後】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに エマニュエル・トッドさんは、フランスの文化人類学者で、 これまでにも、ソビエト連邦の崩壊、 イギリスがEUから離脱した「ブレグジット」などを予測し、 世界的知性との評価も高い人物です。 特徴的なのは、人口統計や家族のあり方などから独自の分析を行う 「人口学者」として著名な方でもあります。 日では、人口問題は30年以上前から問題とされていましたが、 具体的な対策は打たれないまま、年々深刻化するばかりで、 有効な解決策が示されないことは、 若い世代にとっては、未来に対する不安感から絶望感に変わりつつあります。 今回紹介させていただくのは、人口問題に詳しい エマニュエル・トッドさんが、日の人口問題に対して論じている部分が 掲載されている書籍です。 長年問題視されながらも、有効な対策が論じられることのない 人口問題に対する、専門家の見解が参考になります。 日の人口問題に関する部

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  • 日本学術会議 任命拒否問題の検証【学問の自由が危ない】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 2020年9月からはじまった、日学術会議の会員の任命拒否の問題は、 それまであまり知られていなかった、学術会議という組織の、 成立の背景から役割、運営、任命人事に関することが明らかになりました。 ネットやマスコミは、会議が一種の既得権益となっていること、 いわゆる「御用学者」が雇い主のお上にたてつくな、という視点が目立ち、 任命をしなかった理由の公開を望まれていたのに、 学術会議そのもののあり方に論点がすり替えられた形になっています。 問題とする側は、今の日国内の政治運営に 都合の悪いコメントや研究をする人を任命していない、 という問題を挙げましたが、人事の事につき、 公開できないとの答えに終始しています。 今回紹介させていただくのは、 学者側からの学術会議の任命問題についての反論になります。 学問の危機を訴える、この事件の何が当に問題なのか、 とても興味深い内容になっ

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  • 取り上げている書籍まとめ5作 ネット心理編④ - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに このブログでは、SNSやニュースのコメント欄で見られる 一方的な批判や、文句ばかりの意見であったり、 思い込みの強い意見が、なぜ生まれてくるのかを 読み解いていきたいと考えて、主に書籍紹介を行っています。 今回は、そんなネット民の心理につながるのではと、 個人的にカテゴリー分けさせていただいた書籍をまとめています。 今までのネット心理編①、②、③と合わせてご参考いただけたら嬉しいです。 今回の目次です。 0.はじめに 1.「科学と非科学 その正体を探る」(講談社現代新書) 2.「「上から目線」の時代」(講談社現代新書) 3.「不倫」(文春新書) 4.「コーネリアス炎上事件とは何だったのか: メディアリテラシーが試されるとき」 5.「暴走するポピュリズム-日と世界の政治危機」(筑摩選書) 関連記事 1.「科学と非科学 その正体を探る」(講談社現代新書) 著者:中屋敷 均さん

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  • 一億総中流から向かう先はどこなのか【上級国民/下級国民】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 2019年に、東京で起きたいたましい自動車事故を機に、 「上級国民」ということばはよく聞くようになりました。 特徴的だったのは、単純に経済的な格差を表現するだけではなく、 何か悪いことをしても、社会的に高い地位があると、 来強く罰せられることでも、見逃されるという特権的な扱いに 大きな不満を感じさせる意味合いを含むことでした。 今回紹介させていただくのは、 上級国民、下級国民に代表される格差について論じている書籍になります。 現政権でも、「分厚い中間層」ということばが使われて 「一億総中流」と呼ばれた社会はもう過去となったことが、 より明確になっています。 経済格差に始まり、ネット内の差別感情も論じている、興味深い書籍です。 今回の目次です。 0.はじめに 1.紹介する 2.内容まとめ 3.感想とまとめ 関連記事 1.紹介する 「上級国民/下級国民」(小学館新書) 著書

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  • 平等な社会と政治とは何か【不平等を考える】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに この記事を書いている2021年11月中旬現在、 ネットでは、コロナ対策の10万円の給付金について、議論に沸いています。 誰に、どのような線引きで渡すべきなのか、 また渡すべきでないのかが議論の内容ですが、 一つは給付に対する、政治的な目的を果たしているかという点、 もう一つ、よく出てくることばが「不平等」ということばです。 平等なら全員だろうとなるのですが、 既に10万円の価値が人によって平等ではありません。 年収1000万の人の10万円と、年収100万円の人の10万円は 使い方は大きく変わるでしょう。 10万円の緊急性も平等ではありません。 10万円の財源はもちろん税金から出されるわけですが、 納税額ももちろん違います。 ネットでは、「誰かが得をする話」を批判するのが大好物なので、 自分に10万円が入らない話は、全て批判されます。 ヤフーコメントなどでは、全員に一律10万円

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    newgenworld
    newgenworld 2021/11/22
    くれるものに条件をつけるのはいいですが、それが国民の負担にならないよう配慮して欲しいですね。マイナンバーカードがいい見本です。
  • 取り上げている書籍まとめ5作 ネット心理編③ - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに このブログでは、ネットでの心理状態を考察する書籍の紹介を 多く行っていますが、今回は、今まで紹介させていただいてきた 書籍を5冊まとめさせていただきます。 ネットのコメント欄、SNSなどでは、人間の心理がより増幅されたり、 匿名性ゆえの独特な心理が働きます。 その心理を読み解くことにつながる書籍・記事を「ネット心理」と カテゴリー分けをして、紹介させていただいています。 ネットでの感情がエスカレートしていたり、悪意のあるコメントや 意見の応酬を見て、モヤモヤしてしまった時に役立つ知識に つながるといいな、と考えて記事を書いています。 今回の目次です。 0.はじめに 1.「デジタルエコノミーの罠」(NTT出版) 2.「「許せない」がやめられない SNSで蔓延する「#怒りの快楽」依存症」 (徳間書店) 3.「思考力改善ドリル 批判的思考から科学的思考へ」(勁草書房) 4.「無理ゲ

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  • ネットで見られる極論のテンプレートとその検証【日本を蝕む「極論」の正体】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに SNS、YouTubeでは、社会批判に関して、 とにかく極端な意見やコメントがよく見られます。 また、それに影響されていると思われるコメントも さらに多く見られます。 一般的に、多く見られる批判のテンプレートは、税金を用いた批判です。 もちろん、税金を適切に透明性高く使ってほしいですが、 税金を払っているから、「納税者は神様」といわんばかりに、 思い通りに使わないことに文句を並べるパターンです。 納税者は税金の使い方に絶対的な正義を持っているから、 何を言っても正当化される、いう感じでしょうか。 言い続けることも大事なことを理解した上でも、 記事を読みながらコメントが想像できてしまうニュースも たくさんあるかと思います。 今回紹介させていただくのは、 その中で、もっと極端な理論・コメントと、 そのコメント内容の根拠と検証を行っている書籍です。 一冊を通して、ネット上に溢れる、

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  • 生きづらさを減らすために、なぜ宗教が必要なのか【宗教の本性】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 今、特に日国内で、はっきりと宗教を信じている人は、 どれくらいの割合なのでしょうか。 また、信じている人は何を求めて、信じてない人は、 なぜ宗教を必要としていないのでしょうか。 そもそも、宗教にはどんな意味があるのでしょうか。 どうしても、万能の神仏が世界の全てを作ったという 宗教の様々なはじまりの定義は、確かに信じがたくなりました。 「科学的に証明できないこと」「非科学的」 ということが、国内では信じられない理由ではないでしょうか。 それでも、海外では教会に通う人、礼拝を行う人など、 宗教を持つ人の方が多数だと感じます。 今回紹介させていただくのは、 そのような中での宗教の意味を考える書籍です。 仏教を専門とする宗教学者が、現代において、 宗教とはなんなのか、宗教の意味と目的はなんなのか、 一種の再定義を行ってみた書籍になります。 個人的には、とても興味深い書籍でした。

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  • 個食、孤食、共食、そして「縁食」【縁食論 孤食と共食のあいだ】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 「孤」ということばが問題になることがあります。 子どもが一人で寂しくご飯をべる様子を想像させるこのことばは、 子どもの社会的なつながりが失われてしまう危機感を感じてしまいます。 一方で、「孤独のグルメ」など、一人メシを楽しむ マンガ、テレビ番組も劇場版になるほど人気です。 コロナ禍で、忘年会・新年会などビジネスの飲み会・宴会は激減しましたが、 逆に望まないつきあいの会が減ったことを歓迎する風潮もあります。 どうしても、文化は、どんな素材をどう料理してべるのか、 それはどんな味でおいしいのか、おいしくないのか、 に注目が集まります。場合によってはどんなお店でべるかも重要ですが、 ウーバーイーツなどの配のサービスも普及し、 お店に行かないでも、お店の味が楽しめるサービスも普及しています。 今回詳細させていただくのは、 「誰と」「どのように」べるのか、 また、その中

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  • なぜネトウヨは朝日新聞が嫌いなのか【朝日ぎらい】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに SNS、ネットのコメント欄で、 とかく朝日新聞は嫌われます。 ついでに、テレビ朝日もアエラも嫌われています。 記事の発信元が朝日だと、偏向報道だと決めつけ、 記事の内容に対しても揶揄されます。 今回は、その「朝日ぎらい」が何故起こってしまったのか、 分析をしている書籍を紹介させていただきます。 よく、「朝日新聞が捏造記事を書いた」という話は、 様々な記事、書籍で検証をされています。 このブログの別記事で紹介させていただいた書籍でも、 ある記事捏造騒動の検証にふれられています。 多くの書籍で明らかになっていますが、大きな声で捏造を訴えた政治家などは、 訴えたトーンで自信の発言を訂正することはせず、検証が出ると共に そっと静かに過去の主張を削除したり、足跡を消しています。 いつの間にか、その大きな声だけを信じてしまった人は、 取り残されたことも知らずに、同じ批判コメントを続ける形

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  • 奪われた自分を取り戻す、必読の一冊【障害者差別を問いなおす】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 一言で、障害者差別といっても、 その内容は、とても広く、多岐に渡ります。 思い浮かびやすいのは、社会参加、就業面の問題、 都市インフラのバリアフリー化などで、もちろんこれらの改善も大事ですが、 そこに根差す、差別されたと感じる人の心の面に フォーカスを当てて、知ることは、とても重要です。 差別は、差別をされたと感じる人がいなくならなければ、 なくならない現実があるからです。 今回紹介させていただくのは、 障害者差別を考える書籍なのですが、その視点の取り方が、 とても優れていると感じられます。是非読んでいただきたい一冊です。 今回の目次です。 0.はじめに 1.紹介する 2.内容まとめ 3.感想とまとめ 関連記事 1.紹介する 「障害者差別を問いなおす」(ちくま新書) 著者:荒井 裕樹さん 障害者差別を問いなおす (ちくま新書) 作者:荒井裕樹 筑摩書房 Amazon 著者

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  • 人文科学の力を感じる一冊【マイノリティ問題から考える社会学・入門】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 主に高校から、文系、理系の専攻は始まって、 文系は人文科学、理系は自然科学と分類されていますが、 どうしても、日国内では理系重視の傾向で、 人文科学の研究は注目されにくいと感じるのは私だけでしょうか。 今回は、様々なマイノリティ問題を考える書籍を紹介させていただきます。 分かりやすく、多面的に考察を重ねていて、 現在の人文科学の力を感じさせてもらえる一冊です。 どうしても未来はテクノロジーの進化が切り拓いていくと思いがちですが、 人文科学の力も人類の問題を解決してくれる大事な力になります。 きっとそんな力を実感される書籍です。 今回の目次です。 0.はじめに 1.紹介する 2.内容まとめ 3.感想とまとめ 関連記事 1.紹介する 「マイノリティ問題から考える社会学・入門-差別をこえるために」(有斐閣) 著者:西原和久+杉学 編 マイノリティ問題から考える社会学・入門

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  • ネットの炎上事件と、無差別殺傷事件の発生時期が極めて近いという考察 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 今回は、書籍や記事の紹介ではなく、 個人的な一つの考察になります。 実に勝手な内容なので、読まれて荒唐無稽と思われましたら 前もって申し訳ないです。 といっても、深い考察ではなく、 タイトルで出オチのような内容になることも、 前もって記しておこうと思います。 無差別な殺傷事件はあとを絶たず、 社会に混乱と不安が増していきます。 以前は、加害者のパーソナリティや、家庭環境などを批判する報道に 終始する傾向が多く見られました。 てっとり早く加害者を徹底的に否定をして、 「普通ではありえない、異次元の悪」にして、 不安と許せない感情を、どこかで整理しないと、 ニュースの落としどころがなく、 この先の不安を取り除く為のアクションがとれなかったと、 ニュース発信の側が考えたから、ではないかと感じます。 最近の報道では、頻発していることと、 詳細に手口を明かした報道を参考にして、犯罪の模

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    newgenworld
    newgenworld 2021/11/06
    本当にSNSは悩みを分かち合ったり、楽しい話や、情報共有の場であって欲しいと思います。
  • 大人が読んでおきたい、いじめ関連のおススメ書籍3冊 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに 大人が子どものいじめに遭遇してしまうのは、 教員など関係者以外の方の場合、 大体の場合、突然になってしまうと思います。 ・子どもがいじめられてるのを知った時 ・いじめていることを知った時 ・傍観者となっていることを知った時 ご自身が子どもと直接関わってなくても、 親戚の子どもの話を聞いたり、近所でなどで見てしまったり、 また、会社など、大人同士の集団でも同じことはあるかもしれません。 これまで、いじめを考える書籍を紹介させていただきましたが、 その中でも、今回は大人が読んでおく、おススメの書籍を紹介いたします。 事前に読んでおければベストですが、 タイトルだけでも覚えておいてもらったり、 せまった時に、こんな記事あったな、と思い出してもらえば、 非常にうれしく思います。 また、とりあえず棚に置いておこうか、ということでもいいかと 思うぐらい、おススメのです。 自分たちには

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  • 男性が自身の男性性を読み解く、鋭い感性の一冊【さよなら、男社会】 - 一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

    0.はじめに このブログでも多数のジェンダー問題を論じた書籍を 多く紹介させていただいていますが、 ジェンダー問題の書籍の多くは、 いわゆるフェミニズム(女性解放思想)に基づいた書籍が多く、 女性が男性社会と戦う構図が描かれている傾向が感じられます。 ちなみに、ジェンダーとは、 概念としての性差のことを指し、生物的な性別とは異なり、 「男らしさ」「女らしさ」を示します。 LGBTQのあり方も絡まってきて、 ジェンダー問題は、非常に複雑な問題になっています。 ただ、今まで多く見られたのは、先にも述べたように ・女性が男性社会を批判する ・LGBTQの当事者が自分たちの在り方を発信する というのが主流であるのは否めなかったと思います。 また、ジェンダー問題は、差別意識的な問題、働き方、 法制度的な問題などさらに問題は広がってしまい、 なかなか前進してるのか、見えにくい問題でもあり 以前の記事で

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