Image credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA 米航空宇宙局(NASA)の探査機「ドーン」が3月6日、2か所目の目的地である準惑星ケレスを回る周回軌道に入った。準惑星に分類されている星に探査機が訪れるのは史上初のこと。ドーンはこれから、約1年にわたってケレスの周りを回りながら探査を行う。 ドーンは太平洋標準時2015年3月6日4時39分(日本時間2015年3月6日21時39分)、ケレスから約6万1,000km離れた場所で、ケレスを周回する軌道に入った。その後、約1時間後の5時36分(日本時間22時36分)に、カリフォーニア州にあるNASAジェット推進研究所(JPL)の管制センターに宇宙船からの信号が届き、計画通りの軌道に入っていることが確認された。 ケレスは1801年に発見され、最初は惑星だと考えられていたが、その後世界最初にして、最大の小惑