クーポン共同購入サイト「グルーポン」で購入した粗悪なおせち料理に苦情が殺到した問題で、新社長に現社長の父親が就任予定であることが5日、同社関係者への取材で分かった。 この問題は、飲食店「バードカフェ」などを運営する外食文化研究所(横浜市)が、定価2万1000円(税込)の「謹製おせち」を、500人の購入者が集まった時点で1万500円(同)で販売するというネット通販企画を実施したもの。 予定通り500人が集まったが、購入者の元に料理が届けられたのは指定日の12月31日ではなく、1月1日〜2日と大幅に遅延。しかも、その中身が、事前の広告と大きく食い違っていたことから大騒動になった。 被害者らがネット掲示板に寄せた被害報告によれば、その粗悪さは「まるで家族全員が食べ終わった後のよう」なスカスカの中身で、品数も量も大きく減らされていたというのだ。 こうした事態に、同社の水口憲治社長(42)は