鳩山首相「資本主義勉強します」本28冊まとめ買い 「新しい資本主義を日本の風土にどう生かしていくか勉強したい」――。鳩山由紀夫首相は11日、そう言いながらJR東京駅近くの大型書店を訪れ、経済、歴史、思想などの本28冊、計約5万円をまとめ買いした。 編集工学者の松岡正剛氏と一緒に店内を約1時間回り、経済思想家ジャック・アタリ氏の「金融危機後の世界」「21世紀の歴史」など堅めの本を中心に選んだ。 落語好きで知られる首相らしく落語家立川談志氏の「談志 最後の落語論」や、作家水村美苗氏の「日本語が亡びるとき」など文化に関する本も購入。買い物後は、松岡氏らと近くのホテルで約2時間懇談した。 通常国会召集が18日に迫り読書の余裕があるのかと記者団に問われ、首相は「1冊を5分間読み、そのキーワードをつかむだけでも意味があると言われたので、好きなところから読ませてもらいます」と答えていた。