浙江省温州での事故や北京―上海線でのトラブルなど高速鉄道の安全性への不安が高まっていることが背景にある。 北京―上海間はエコノミー正規料金が片道1130元(約1万3600円)だが、航空各社は割引料金を提供している。北京の代理店などによると、高速鉄道が開通直後の7月上旬は6割引きのチケットが多かったが、8月上旬は3割程度。中国メディアによると、航空業界は高速鉄道開業で搭乗率が15%程度下がると予想したが、実際は4%程度にとどまっている。 鉄道省が1日発表した北京―上海間の高速鉄道線の平均乗車率(開業1か月)は107%。ただ、2日午後の予約状況を同省ホームページで見ると、2等車の中に7割の席が余っている便もあり、発表とのずれを指摘する報道もある。
【北京=加藤隆則】中国主要メディアが加盟する共産党主管の中国新聞工作者協会は1日、英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの盗聴疑惑をテーマに「西側メディアの虚偽の本性を見る」と題する座談会を開いた。 高速鉄道事故に関する報道の統制を正当化する狙いとみられるが、ネットでは「笑うしかない」と酷評されている。 2日付の党中央機関紙「人民日報」や党宣伝部主管の「光明日報」は、1ページを割いて座談会を特集。「商業利益を追求し、人権を侵害し、政治の道具となる」報道の自由を「民主制度の欠陥」と批判しつつ、「記者は国家の安定的発展と民族団結に奉仕する義務がある」と自由の制約を是認する主張を紹介している。 これに対し、党機関紙の記者は簡易ブログで「我々と(西側の)彼らとの違いは、スキャンダルの有無ではなく、それを暴けるかどうかにある。私の関心は、高速鉄道事故がどう公表されるかだ」と公言し、圧倒的な支持を集めて
【7月29日 AFP】中国国防省は27日、米国に対し、中国沿岸部付近での偵察飛行をただちにやめるよう求めた。国営の環球時報(Global Times)が報じた。 同省は、偵察飛行が両国の信頼関係を「著しく損なった」と不快感をあらわにし、両国が一連の軍事的問題を解決する努力をしていく中で「大きな障害になる」との見方を示した。 米国防総省は同日、「米軍の偵察機は中国の空域を侵犯していない。認められた権利の範囲内で行ったこと」とのコメントを出した。 台湾では25日、中国人民解放軍のSU-27戦闘機2機が、米軍のU2偵察機を遠ざけようとした際に台湾側の空域に入ったと報じられたばかり。米偵察機は当時、台湾海峡沿いに飛行しながら中国本土の情報を収集していたと報じられている。(c)AFP/Dan Martin 【関連記事】中国の戦闘機、6月に台湾側の空域に入る
【7月28日 AFP】(写真追加)中国の温家宝(Wen Jiabao)首相は28日、浙江(Zhejiang)省温州(Wenzhou)郊外で23日に起きた高速鉄道事故の現場を訪れ、責任者を厳しく処罰すると述べた。 少なくとも39人が死亡し200人近くが負傷したこの事故の対応をめぐり、メディアやブログでは当局に対する怒りの声が上がっている。温首相の現場訪問は、こうした怒りを鎮める狙いがあるとみられる。 事故現場を訪れた温首相は記者団を前に、「事故の責任者と監督責任者を、法にのっとって厳しく処罰する」と強調した。さらに「中国の高速鉄道建設はスピード、品質、効率、そして安全性を統合したものでなければならない。そのなかで安全性が最優先されなければならない」と語った。 これまでも災害や事故の現場を訪れ存在感を高めてきた温首相は、今回も負傷者や犠牲者の遺族と面会する予定になっていると、国営新華社(Xin
北京と上海を高速で結ぶ京滬高速鉄道がこのほど開通し、全国のメディアは熱狂に包まれた。安全で快適で環境保護に配慮し、世界トップレベルの工事の質を誇る同高速鉄道のすべてが、人々にあこがれの気持ちを抱かせた。これからは天空をかすめる必要はなくなり、地上を走り抜ければ、わずか4-5時間で両都市間を移動できるようになった。このような素晴らしい境地が新たな鉄道ファン(高速鉄道ファン)を増やし、高速鉄道の略語の「高鉄」はまたたくまに人口に膾炙した。 中国には誇りを感じる理由がある。世界金融危機の発生後、中国は高速鉄道を優先的に発展させる戦略的新興産業と位置づけ、財政予算の投入、建設用地、技術イノベーション、経営環境など各方面で支援を強化してきた。中国は高速鉄道の発展が世界で最も速い国となり、西側諸国の人々の間で「中国は本当に世界をリードしている」という声すら聞かれるようになった。 だが京滬高速鉄道には6
先週、世界を振り回した「江沢民死去」騒ぎは、6日夜に香港の亜洲電視(ATV)がテレビニュースでそれを流したのをピークに、その後あっという間にしぼんでしまった。この原稿を書いている今にいたるも、江沢民氏が生きているのか死んでいるのか、まったく分からない。 ただ、同氏がなんらかの理由で病院に入っていることは間違いない。だいたい09年の中華人民共和国建国60周年記念日に見せた老いさらばえた姿は人々に「その日」が遠くないことを人々に印象付け、またそれは来年に迫った指導者の世代交代を予想するときに日本メディア関係者が必ず触れる「上海派勢力の抵抗」要素を、中国人ネットオピニオンリーダーたちが排除する根拠になっている。特に今回は7月1日の中国共産党結党90年記念式典という晴れ舞台にも姿を現さなかったことが内外の憶測を呼ぶことは、中国政府も予測済みだったはずだ。 実は6日夜のATVニュースの「死去」発表を
オペレータが駐車場内で同時モニターを見ながら、パソコンでエレベータをコントロールして、車を上げ下げするのだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く