鋳物工場など多くの中小企業が集まる埼玉県川口市で、中小企業のものづくりの現場を若い人たちに知ってもらおうと、修学旅行の生徒の受け入れを始めることになりました。 東京などに修学旅行で訪れた中学生や高校生に、鋳物工場や植木の生産現場などを訪れる日を設けてもらい、実際の仕事を見学・体験するほか、職人が食べている弁当を一緒に食べたりするということです。 ことし秋の修学旅行シーズンから生徒を受け入れ始め、来年3月までに、全国の中学生や高校生合わせておよそ40人を受け入れる予定だということです。 川口商工会議所の石川義明さんは、「中学生や高校生に日本を支える中小企業の現場を見てもらい、川口のものづくりに興味を持ってもらいたい」と話しています。