毎年3月と10月の合格発表時に、最年少合格者の年齢やタレントの合格者が話題になる気象予報士試験。合格率約4%の難関といわれていますが、せっかく取っても活用する場がないという声も聞かれます。 気象予報士という国家資格は、気象業務法の改正によって1994年から導入されたものです。それまで、予報業務は気象庁の予報官しか行うことができませんでしたが、この資格ができたことで、気象庁長官の許可を受けた民間の気象会社で働く気象予報士でも、予報業務ができるようになりました。 老若男女が受験する気象予報士試験 気象予報士の資格を取得するには、年2回行われる気象予報士試験に合格しなければいけません。この試験は、近年では合格率が約4%と、難関だといわれています。1回で合格することはまれで、何度か受験して合格する方法が一般的です。 試験科目には学科一般、学科専門、実技があり、学科一般か学科専門に合格していれば、次