■ 「テレビで録画」は時代を作るか デジタル家電の時代を迎えて、テレビとはどうあるべきかを各社とも模索している。テレビ製造はパネルからエンジン開発まで、垂直統合できるメーカーが有利とされてきた。もちろん現在でも、最新技術のパネルを投入できるという意味では、このメリットは生きている。 しかし現在はそれ以外の機能でも、新しい開拓要素も生まれてきている。松下のVIERA Linkもそうだし、「録画できるテレビ」というあり方もその一つだ。 東芝は自社でパネルを製造しない、垂直統合型製造を行なっていないテレビメーカーであるがゆえに、パネルの以外での差別化を行なってきた。録画できるテレビの発想は非常に早く、2004年には当時のブランドface「LZ-150シリーズ」で、LAN HDDに転送録画するというソリューションを実用化している。 続く2005年には、「ちょっとタイムface(LH100シ