ゲームの主役級キャラがゲームの垣根を越えて対決するゲームは今では珍しくないが、大抵は格闘ゲームかパーティーゲームでしょ。麻雀で対決ってのはありそうであんまりないのでは? 今回はコナミが作ればこんなに凄いマージャンゲームができる! というわけで『牌の魔術師』ほか2本(『マジカルツリー』、『ロードファイター』)をお届けします。 ■マジカルツリー(1984年発売) 『マジカルツリー』はインディアン坊や“アパッチ君”を操り、巨大な木の上の方を目指してひたすら昇っていくゲームだ。箱の裏に「登れや登れ天高く……」とあるように、ただひたすらに高みを目指すゲームのように見える。“おおブレネリ”の明るいBGMに乗せてピョコピョコとジャンプしていく、たいへん明るく楽しいアクションゲームだ。 当時、“テキトーに始まってテキトーに終わる”あるいは“テキトーに始まってあと無限ループ”なんてゲームも多かった中で、“と