前回に引き続き、Objective-CとCocoaでのコピーにまつわる話をしよう。デザインパターンの話からはそれてしまうが、ゾーンの紹介だ。 オブジェクトの局所性を実現するゾーン Cocoaには、前回も少し触れたが、NSZoneというものがある。オブジェクトを確保するallocWithZone:メソッドや、コピーを行うcopyWithZone:メソッドの引数として登場する。つまり、オブジェクトのためにメモリを確保するときに、使われるものだ。 List 1. + (id)allocWithZone:(NSZone*)zone; + (id)copyWithZone:(NSZone*)zene; では、このNSZoneは何を表すものかといえば、メモリ上にある一続きのヒープ領域である。この領域をゾーンと呼ぶ。 ゾーンの概念を理解するには、図を見てもらうのが一番手っ取り早いだろう。通常、アプリケ
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