カップめん食べ異状、スープから防虫剤成分 神奈川2008年10月23日18時34分印刷ソーシャルブックマーク 神奈川県藤沢市は23日、日清食品製造の即席カップめん「カップヌードル」を20日午後6時ごろに食べた市内在住の女性(67)が、嘔吐(おうと)や舌のしびれを感じるなどの症状を訴えたと発表した。21日に市保健所に訴えがあり、食べ残したカップめんのスープを検査した結果、防虫剤などの主成分であるパラジクロロベンゼンが検出されたという。 市によると、女性がカップめんのふたを開けた際、薬品臭がしたという。女性の夫(75)も少量を食べたが、異状はなかった。このカップめんは8月30日に茨城県取手市の日清食品関東工場で製造され、女性は9月29日ごろ、同市辻堂新町4丁目のスーパーで購入したという。市は流通経路などを調べるとともに、藤沢署に情報提供して原因を調べている。 アサヒ・コムトップへニューストップ