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ブックマーク / suumo.jp (11)

  • 横浜、一回性の連続する街へと向けた視線の束|文・島口大樹 - SUUMOタウン

    著: 島口大樹大学進学を機に横浜でひとり暮らしを始め、四年に亘る学生生活のほとんどをそこで過ごした。よく、あてもなく街を散策していた。もう場所は忘れてしまったけれど、どこかの公園で行われていたフリーマーケットで中古のフィルムカメラを買ったことがきっかけだった。 なんとなく手に取ったNikonのそれはあまりに重たく、かなり年季が入っており使えるのかもわからず、ブルーシートを敷いただけの陳列棚に戻した時だった。隣に立ちこちらの手元をじろじろ見ていた客と思しきおじいさんが口を開いた。 「なに、兄ちゃん、これ買わないの?」「いや、もう少し回って考えようかと」「いつ戻って来るの?」「まだわからないですが……」「なんだよ、これすげえいいやつだよ。こんな値段なのあり得ないよ」「はあ……」「兄ちゃん今買わないなら、俺買っちゃうよ」 そんな調子で煽られ続け——その間、店主のおじいさんは何故か一言も喋らなかっ

    横浜、一回性の連続する街へと向けた視線の束|文・島口大樹 - SUUMOタウン
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    ngsw 2024/03/22
    国民のほとんどが期待する横浜評であり、ハマっこには刺さらないという定番記事様式ではある
  • 漫画家が中古マンション購入をしてフルリノベに至るまで(寄稿:小林銅蟲) - マンションと暮せば by SUUMO

    こんにちは。暮らしてますか? 漫画家の小林銅蟲です。 さて稿ですが、自分が中古マンションを購入してフルリノベーションした話になります。なにが契機になったのか、実際どうしたのか、結局どうなのか。その流れを説明していきたいと思います。 住宅購入に至る経緯 昔の話からになりますが、自分はとなる人の住居(アパート)に転がり込んで主に寝て暮らしており、狭い部屋でお互いまあまあしんどかったので、となる人が何年間か応募をしたのちに、前の住居である県営住宅に当選して10年ほど暮らしていました。 県営住宅は造りは古いですが2人で暮らすぶんには適当な広さもあり、主に寝ていたうちの半分くらいは漫画を描いて生活できるようになったので、自分にとってはいい感じの住居でした。そのまま根を張るかと思われたのですが、空間から突如新しい人間が1名、出現して自分の子と相成りました。 同じタイミングでメインの漫画連載が終了

    漫画家が中古マンション購入をしてフルリノベに至るまで(寄稿:小林銅蟲) - マンションと暮せば by SUUMO
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    ngsw 2023/07/10
    かわいい
  • たどり着いた町で、民話未満と神話未満を採集する。鳥取県・湯梨浜町の暮らし - SUUMOタウン

    著: モリテツヤ 鳥取県に暮らし始めて10年以上になる。転勤の多い家庭に生まれた僕にとって、鳥取県は一つの場所で過ごした期間が人生の中で最も長い場所になった。 生まれた場所は福岡県の北九州市、八幡というエリアだった。1986年に生まれ、そこで10歳まで育ち、インドネシアに2年暮らし、そして千葉県の幕張で22歳まで過ごした。祖父母はそれぞれ広島と大阪に暮らしている。 「のたれ死んだ所が、当のふるさと」だと思っていた 「会社員」という生き方が一般化されて以降、僕のように生まれた場所を離れ、会社の都合で転々と居を移しながら暮らした人は多いだろう。そのように育った人間は「ふるさと」をどのように捉えているだろうかと時々考える。 僕の場合は、特定のふるさとというものはなく、土地と自分との結びつきのようなものとは縁がないということにして生きることにしていた。それは自分の強みでもあり、弱みでもある。どこ

    たどり着いた町で、民話未満と神話未満を採集する。鳥取県・湯梨浜町の暮らし - SUUMOタウン
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    ngsw 2022/12/15
    ナビゲーターは魂だ
  • 愛しい地元は観光地「横浜」(文・前田紀至子) - SUUMOタウン

    著: 前田紀至子 不意に「横浜に“帰りたい”」と、口を衝いて出ることがある。 もっとも、私の生まれ故郷は和歌山だし、親戚がいるわけでもない。 横浜を居住地にしたのは大学に入学してから27歳までの10年弱。それでも私は横浜に並々ならぬ思い入れがあるし、今だって仕事や他諸々の都合がついてどこにでも好きなところに住めるとしたら、迷わず横浜を希望するだろう。 当時私が住んでいたのは横浜市中区。最寄駅で言えば馬車道駅。赤レンガ倉庫や横浜ワールドポーターズからも最寄りの駅だ。 そんな場所だけに、「馬車道に住んでいる」と言うたび、当たり前のように「住むところ、あるの?」と聞かれていた。 意外と住むところがある(後になって知るが、東京に出て来てから出会った気の合う上司もまた、同じ時期に目と鼻の先に住んでいたらしい)馬車道は、横浜の「横浜らしさ」を存分に体感しながら、自由気ままに暮らすには最高の場所だったよ

    愛しい地元は観光地「横浜」(文・前田紀至子) - SUUMOタウン
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    ngsw 2021/09/03
    他県民の期待を裏切らない横浜評であり、ほとんどの横浜市民はここで語られた生活とかけ離れた環境にいる
  • 横浜のハズレから想う、なんだかんだで「ヨコハマシカ」|街と音楽 - SUUMOタウン

    著者: サイプレス上野 自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。 ◆◆◆ 俺が住んでいる街は横浜です。2021年の8月には41歳になります。 一時期、東京の永福町や藤沢に住んでいたこともありましたが、41年間ほとんどの間、横浜に住んでいます。 ちなみに現在は横浜駅から3駅隣の戸塚駅に自宅と、生まれ故郷であるドリームハイツにヤサ(スタジオ兼作業場)を構え、その2つを行き来する毎日です。 まさか自分が戸塚駅のそばに住居を構えるとは思ってもいませんでした。が、大人の責任として後輩たちに「ラップだけでも頑張りゃ駅チカに住めんぞ」と伝えたく虚勢を張って購入しました。大ヒットが出ない限り、死ぬまでローンですが(笑)。 さて、この記事を読んでい

    横浜のハズレから想う、なんだかんだで「ヨコハマシカ」|街と音楽 - SUUMOタウン
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    ngsw 2021/07/13
    旭区はそのさらに下を行くんだぞ
  • 全国の若者へ。クリエイターを目指し、地方から東京へ来る意味――ONE MEDIA代表 明石ガクトさん - SUUMOタウン

    取材: 徳谷柿次郎 文:河合力 写真:飯貴子 今も昔も、成功を夢見て地方から東京にやってくる若者は数多くいます。なかでも、多くの人々に届く映像や音楽をつくりだすクリエイティブ業界は、特に上京者が多い印象です。その背景には、地方と東京での環境の差、あるいは源泉となる文化・カルチャーの“量”に違いがあるように思います。だからこそ、東京が選ばれる。 ミレニアル世代向けの動画メディア「ONE MEDIA」を率いる明石ガクトさんも、地方出身クリエイターのひとりです。 僕は静岡で生まれた。 ガラケーの時代にマガジンハウスのrelaxを読んで、MTVとかスパイクジョーンズとかミシェルゴンドリーとか、そういうビデオのカルチャーに興味を持つようになり、東京に強い憧れを持った。 それで東京に出てくると、静岡にはまるでなかったカルチャーの気配がすごい。 (続く) — 明石ガクト (@gakuto_akashi

    全国の若者へ。クリエイターを目指し、地方から東京へ来る意味――ONE MEDIA代表 明石ガクトさん - SUUMOタウン
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    ngsw 2019/04/16
    この人にすげー似た人が最近外苑前のドトールだかの2Fにいたのをみたのだけどあれは御本人だったのだろうか
  • 女と男が出会い、愛を育む街。大阪の「十三」【関西 私の好きな街】 - SUUMOタウン

    取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。 ◆◆◆ 十三で愛を育み、結婚した女性に聞く、この街の魅力 「十三(じゅうそう)には、いい呑み屋さんがたくさんあるんです。私たちは毎晩のように居酒屋やBARで飲んで、語りあって、ときには喧嘩をして、そうして夫婦になりました」 十三で恋愛の日々を過ごしたという古里雅美さん(44歳)は、独身時代を振り返り、そう語ります。 関西に住む人々に、想い入れがある場所への愛を語っていただく連載「関西 私の好きな街」。今回スポットをあてる街は、大阪の「十三」(じゅうそう)です。 大阪市淀川区にある「十三」は、「住みたい街ランキング2018関西版 穴場だと思う街ランキング」において10位にランクインした街。大阪の中心地「梅田」から阪急電鉄でたったの2駅。さらに阪

    女と男が出会い、愛を育む街。大阪の「十三」【関西 私の好きな街】 - SUUMOタウン
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    ngsw 2018/11/13
    十三と聞くと十三デブしか思い出さない
  • 2人で暮らす横浜 10年住んだ街の魅力を、相手のフィルターを通して再発見する - SUUMOタウン

    著: 在華坊 大さん橋から世界一周に出発する飛鳥II 「SUUMO住みたい街ランキング2018 関東版」で、横浜が総合1位になったという。 suumo.jp この調査、具体的に「どの駅に」住みたいかを調査しているものなんだけれど、横浜在住の私からすると、アンケートに回答した人は横浜「駅」というよりも、漠然とした「横浜」のイメージで回答しているのでは……?という気がしている。 横浜を1位に挙げた人の理由は、 圧倒的に「交通のアクセスの良さ」と「何でもそろう買い物の便利さ」を挙げる人が多かった。(上記記事より引用) だそう。 正直、そごうとタカシマヤがある点を除けば、都心へのアクセスや買い物の便利さでは川崎「駅」のほうが上のような気がする。なので、横浜から「みなとみらい」「関内」「山下公園」「中華街」「元町」あたりまで含んだ、海に近い横浜のイメージに魅力を感じて選んでいる人も多いんじゃないかな

    2人で暮らす横浜 10年住んだ街の魅力を、相手のフィルターを通して再発見する - SUUMOタウン
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    ngsw 2018/04/26
    「これは本当の横浜であり良い記事」と鶴ヶ峰から徒歩30分のところで育った身としては思うのであります。
  • 中途半端な地元を出るのにきっかけなんかない - 稲田堤~高円寺・荻窪 - SUUMOタウン

    著: ひにしあい ─「このマンションは建て直すので、期日までに出て行ってください」 とても気に入っているマンションに住んでいたら、突然管理会社から退去通告を受けたのが昨年のことだ。 「出て行きたくないけど、出ないといけない」 そういえば、地元を出たときは、出なくていいのに、出て行ったんだった─ *** 地元を離れて12年が経った。 生まれ育った街は、新宿まで京王線で最速20分。 多摩川を越えてすぐの街「稲田堤(いなだづつみ)」だ。 何があるわけでもないありふれたベッドタウンだ。 京王線とJR南武線の2路線が交差し、渋谷には約30分で行ける。パルコも映画館も、2つ隣駅にある。高速のインターも近い。決して都会じゃないけれど、早い話とても便利な地元だった。 地元の友人たちは皆、ほぼ地元を出ないまま嫁に行った。当然だ、出る必要性が全くないのだから。 社会人3年目、私は22歳でこの街から外に出た。

    中途半端な地元を出るのにきっかけなんかない - 稲田堤~高円寺・荻窪 - SUUMOタウン
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    ngsw 2017/12/29
    そんなんだよ、荻窪に住むと引っ越す理由がなくなるんだよ
  • 関内と関外と〜横浜の「境界」を歩く〜 - SUUMOタウン

    著: 黄金頭 関内かと思ったら関外だった。おれにはそれが面白くてたまらなかった。だからおれは自分のブログの名前を「関内関外日記」とした。「かんないかんがいにっき」と読む。おれの名前は黄金頭。ゴールドヘッドと読もうがどうしようがそれはあなたの勝手だ。ゴールドヘッドはすばらしいサラブレッドだった。 話は源義経が腰越状を書いたころにさかのぼる。おれの勤めている会社が、藤沢から横浜に移転することになったのだ。横浜横浜はすばらしい。すばらしい横浜。日に誇る大都会。古より人々が見上げてきた横浜ランドマークタワー。ナウなヤングでひしめくイセザキ・モールにはメリーさん。今日もスーパーカートリオが横浜スタジアムを駆け回る……先発は欠端光則。 その行政的な中心地である関内。藤沢は藤沢でダイヤモンドビルやフジサワ名店ビルなどがあるすばらしい街ではあるが、関内というのはさらにすばらしいに違いない。おれはそう思

    関内と関外と〜横浜の「境界」を歩く〜 - SUUMOタウン
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    ngsw 2017/06/23
    確かに関内には特別な思いがある。ただし関外なる言葉は知らなかった。とてもよい。
  • 何者にもなれない僕が「荻窪」にいた(寄稿:カツセマサヒコ) - SUUMOタウン

    著: カツセマサヒコ 東京と千葉を結ぶJR中央・総武線は、中野~吉祥寺間でカルチャー色が強くなり、そうした空気に憧れる若者もまた、多く住んでいる。当時の僕も、そのうちのひとりだった。 「中野ブロードウェイ」をランドマークに展開されるサブカルタウン・中野。 “東京のインド”と呼ぶ人もいたディープな街・高円寺。 アニメ制作会社やミニシアター、ギャラリーなどが点在する阿佐ヶ谷。 個性的かつ味も確かな個人飲店が並ぶ西荻窪。 ジブリ美術館をはじめアニメーションの聖地として知られる吉祥寺・三鷹。 いずれもいい意味でアクが強く、独特の空気と、ゆったりとした時間が流れている。その空気を吸って暮らせばそのうち自分も何者かになれるのではないかと、多くの若者同様に、当時の僕も錯覚していた。 僕は、東京都杉並区にうまれた。 実家から中央・総武線と東京メトロ丸ノ内線が走る「荻窪」までは自転車でも行ける距離で、幼少

    何者にもなれない僕が「荻窪」にいた(寄稿:カツセマサヒコ) - SUUMOタウン
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    ngsw 2017/03/30
    荻窪まじいいよ
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