はじめに Angular 2はGoogleとオープンソースコミュニティで開発されているJavaScriptフレームワークで、従来のAngularJS(AngularJS 1)の次期バージョンです。2016年9月に正式版がリリースされ、本格的に利用できる環境が整いました。Angular 2はAngularJS 1に対して多くの変更点があり、コードの記述法も基本的に異なります。 前回記事では、Angular 2のWebページを構成する要素である、コンポーネントやモジュールについて説明しました。これらを利用すると、実装を分割して互いの影響範囲を限定することができます。 しかし、ログ出力のようにさまざまな箇所で使われる処理や、ビジネスロジックのような画面から独立した処理は、独立して実装した処理を、後から追加できれば便利です。Angular 2ではこのような機能として、独立した処理を実装する「サービ
![ロジックを画面から分離できる「Angular 2」のサービスと依存性注入](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/accf207e55bb626d992ce53ad64c8e47bc2f2ca0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F9779%2F9779_th.gif)