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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tsugo-tsugo (6)

  • 好きじゃないほうがうまくいく、こともある - Ockham’s Razor for Engineers

    研究テーマの話です。正直、いまのテーマは好きじゃないです。どうでも、いや仕事上はどうでもよくないですが、嫌いどころか、そもそも、興味なかったです。まだ「嫌い」っていうのは、好きの反対で、ネガティブな関心があって、ネガティブなエネルギーが、相手に沸いて、難癖付けたくなるぶん、「興味が無い」よりマシです。好きでもない、嫌いですらない、興味がそもそも無い。そういう相手は、ちゃっちゃと成果を出して仕事を終わらせようとします(私の場合)。なので、かえって要点だけをおさえつつ、感情移入もなく、ばっさばっさと論理を積んで仕事をするので、案外高速に成果が出ます。会社的には短期間に、ある程度の成果がでちゃうので、こんなにありがたいことはないのですが(人は単に仕事だと思っている)。最近気づいたのは、生半可に研究テーマに愛情があると命題のリストラができない、妙に限界はこんなもんだ、もしくはもっとできるはず、と

    niam
    niam 2010/09/20
  • 男だらけの世界でそれなりに生きていくとゆーこと - Ockham’s Razor for Engineers

    id:pollyannaさんのブログを読んでて、色々考えたことをまとまらないまま書いてみる。話せる話題のタブーは少ないほうがいいじこしょうかい。私の出身高校は工業高校です。高校以降、男女比9:1みたいな世界にずっといます。いやBUだけが例外で、そこでは男女比3:2ぐらいでした。工学部に女性が少ないってのはアメリカ含む海外でも似たよーな傾向ですが、アメリカで決定的に違うなと思ったのは、女性が話してはいけない話題、タブーが殆ど無いことでした。たとえば、NASA、アメリカ軍の最新兵器の話なんかを議論にあげても、みんな男女交えてふつーに話します。日でそのノリでA-10の話をふったら、年配のエンジニアから「女のくせに軍について語るなんて」とすげえ嫌な顔をされたことがあります。個人的には、性的な話題、差別につながる話題、相手の思想や宗教を貶めるような話題は論外としても、それ以外で「女だから」「男だか

  • 英語のプレゼンのこつ(理工系用) - Ockham’s Razor for Engineers

    アメリカ音響学会に参加していて、色々な方のプレゼンをガンガン聞いてます。で、いろいろこれはつかえる、と思ったことがあるのでメモしておきます。自分用のメモなので、あまりまとまってません。使うのは、中学生レベルの英文法だけでよい。英語発表の典型的な英語の使いまわしがあるから、ただそのテンプレいくつか覚えて、口語でひたすら喋ればいい。途中で「あー」とか「えー」とか言わない。タイトルの直後のスライドに、outlineを用意する。outlineのスライドで、「こういう問題があって、これを使ってこーゆー結果がでたので、ここまで紹介します」と5行ぐらいだらだら書いて、それを一気に喋って、聴衆に概要を頭にいれてもらう。図が主体のスライドでは、とにかく問答無用で最初にThis is a picture(figure) of ほげほげ.と言う。図は左からみるのか、上から見るのか説明する。重要で面白い結果、強

  • アメリカの理工系大学院のリサーチアシスタント - Ockham’s Razor for Engineers

    えーと、どのくらいの方が興味あるかわからないんですが、ちょっとここでアメリカの理工系大学院のリサーチアシスタントシップについて紹介をします。通常、リサーチアシスタントシップ、とは学費全額免除と月々のバイト代が出ることを指します。このお金の出所は、教授(PI)が集めた研究予算がもとになっています。私の所属する大学院の場合、修士課程の学生が一番給料が安くて、Ph.D Qualify ExamというPh.D Candicateになるための試験にパスすると給料が5%アップします。さらにPh.D Prospectus Defence、という研究計画の発表会をパスするとまた5%アップします。一大学あたりのPh.Dホルダーの輩出数が、そのまま大学ランキングの評価基準のひとつになるため、こういったインセンティブを学生に与えてるんじゃないかなと思います。額は、あんまり正確に言いたくないんですが、親からの援助

  • 仮説ツリーを伸ばして剪定して盆栽にすると美しい - Ockham’s Razor for Engineers

    はてなブックマーク - Looks cute, Looks weird - 2009年4月15日失敗、というほど重い言葉で捉えてないんだよな個人的には。仮説バイナリツリーみたいな木の枝を最初に大量に生やして、いらん枝から切って盆栽にすると美しくて正しい、みたいな感じ。えーと、☆をたくさんいただいたので自分で言及します。実際は、実験の仮説を間違えたまま4時間ぶっ通しで実験しちゃったとか、装置が壊れた(壊した)とか、装置を他で使ってるから今使えないとか、見つけた数理モデル1個だけでは自分の研究には足りなかったとか、一個の論文では仮説を補強するには不十分だったとか、ライブラリにバグがあったとか、いろんな目にあうんですけれど。基的には、研究における仮説とその検証は、盆栽作りに似ていると思います。つまり、日々の研究のプロセスに対して、あんまり失敗とか重い言葉を与えたり、いちいち深刻に考えないで、ち

  • BUの音響屋さん - Ockham’s Razor for Engineers

    昨日、友達のファイナルディフェンスに参加してきた。ミーティングルームに大きなテーブルがあって、奥の席を教授陣が固めて、入り口に近い席に我々大学院生が座る。そして後ろのほうの席には、かつてBUでPh.Dをとって、今は研究所で働く卒業生の姿も。ファイナルディフェンスは誰でも参加できるので、今回はそのスピーカーのお母さまがクッキーを焼いて、ダンキンドーナッツのコーヒーサーバーといっしょに持ってきた。お母様とco-advisorの会話、「奥様、彼は実に素晴らしい息子さんだ。ぜひこちらに座って、彼の雄姿を見てあげてください」と激励。ああなんか見てるだけでこっちまでじーんとくるよ。内容は、投稿論文3〜4分ぐらいのボリューム。うーむ。すごいボリューム。しかも面白い。この博士論文から、更に実践的な話の展開もありそう。実際の水中音響問題では、色々改善案も出せそう。と思ってたら、古典的手法と自分の提案手法の

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