8月14日、エジプト暫定政権のエルバラダイ副大統領は、治安部隊による前大統領支持派の強制排除という事態を受け、マンスール暫定大統領宛てに辞表を提出した。カイロで7月撮影(2013年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh) [カイロ 14日 ロイター] - エジプト暫定政権のエルバラダイ副大統領は14日、治安部隊による前大統領支持派の強制排除という事態を受け、マンスール暫定大統領宛てに辞表を提出した。 エルバラダイ氏は辞表で、暴力やテロを求める者らの意見がまかり通っているとした上で「平和裏にこの衝突を終わらせ、国民の一致へと向かわせる受け入れ可能な提案や方策があったことは明らかだ」と指摘。これ以上、容認できない決定に責任を負うことができなくなったと述べた。