あれは僕がまだ学生の頃だった。 パンティーの前の静けさ 高校を卒業し、都会に住んでみたいというしょーもない理由でクソ田舎から大阪に出てきた僕は、奨学金で学費をなんとかしながらバイト代で生活をやりくりしていた。 当時、僕がバイトしていたお店は、生パスタとピッツァが人気のこぢんまりとしたイタリアンレストランで、「私、お洒落ですが?」という写真をSNSにUPしたがりな女性客で日々賑わいを見せていた。 ある日、お店の電話が鳴った ガチャッ・・・ 「お電話ありがとうございます!○○です!」 「あの〜予約したいんですけどぉ〜」 相手は若い声の男性。 「あっ、はい!ご希望の日時と人数をお願いします。」 「来週の金曜日の夜10から2名で〜」 「はい、かしこまりました〜。飲み放題やコースなどはお考えですか?」 「あ〜飲み放題でコースにしたいです〜」 「はい、かしこまりました〜。」 その他、名前とか聞いてマニ