経済協力開発機構(OECD)が米国時間12月4日に発表した調査によると、中国は2006年末には、世界第2位の研究開発投資国となるという。 経済発達が目覚しい中国は、研究開発に投資する資金と労働力を急速に増加させており、2006年の政府および企業による研究開発への支出は1360億ドルを上回る見込みだという。 この数字を他国と比較すると、これまで世界第2位の研究開発投資国だった日本は2006年に1300億ドルを研究開発に費やし、フランス、ドイツ、英国を含む欧州連合(EU)は、合計で2300億ドルを費やすという。 OECDでScience and Technology Policy部門の責任者を務めるDirk Pilat氏は声明の中で、「資金、そして雇用する研究者の両方において、中国の急上昇には目を見張るものがある。中国のペースについて行くためには、OECD加盟国は自国の研究とイノベーションシス
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