職場でだれかがミスをしたとする。だが、だれがやったかはわからない。 そんなときあなたは、犯人を探すだろうか。それとも、「犯人探しは良くない」と言うだろうか。 わたしの感覚では、後者の方が多いんじゃないかと思う。 というのも、「犯人探し=悪」だと考えている人が一定数いるからだ。 でもわたしは、この「犯人探し=悪」という図式に、ちょっと違和感を持っている。 ミスした人を吊るし上げることに意味はないが、責任の所在をはっきりさせることは大切だと思うのだ。 だれがやったかが問題じゃなくてみんなで気をつけよう 以前働いていた家具屋で、だれかがお客さんの個人情報が書かれた紙を、ポンと食器棚の上に置きっぱなしにしていたことがあった。 マネージャーに「気をつけてね」と言われたので、「わたしじゃないです」と答えたのだが、 「だれがやったかが問題じゃなくてみんなで気をつけよう」 と言われた。 なるほど、今後同じ
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