ロシアの侵攻を受けたウクライナでは、ロシア兵による民間人への性暴力が行われていると報じられている。戦時下では性暴力が相手を服従させ抵抗する気力を奪う「武器」として利用される。 五ノ井里奈さんが訴えた日本の自衛隊の中で起こった性暴力被害について、防衛省は昨日(2022年9月29日)、被害があったことを認めて五ノ井さんに謝罪した。 この事件では強制わいせつで書類送検された男性隊員3人が不起訴となっているが、その後の検察審査会で「不起訴不当」。防衛省の謝罪は当然、現在行われている捜査に影響するはずで、起訴される可能性は高いだろう。 男性隊員は、自分たちの行為が「強制わいせつ」に問われると思っていただろうか。さらに言えば、ウクライナで行われている戦時性暴力と同じ「性暴力」という言葉で表現されるものだと考えたことがあるだろうか。 ないだろうと推測する。 自分たちの行為はあくまで「悪ふざけ」で、女性も
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