髙木 「1970年代、暴走族や不良と言われるような人たちを『ヤンキー』と呼んでいました。」 阿部 「あー。 でもこういうかっこうの人、最近見かけなくなったような気もしますね。」 髙木 「そうですね、その姿は少なくなりました。 でも今、再び『ヤンキー』の存在がちょっと形を変えて、話題になっています。 『ヤンキー消費』、『ヤンキー経済』、『ヤンキー化する日本』。 見た目は『ヤンキー』でなくても、内面のいわゆる『ヤンキー的』な部分が、新たに注目されているんです。」 髙木 「広島県福山市、異色の企画を次々に繰り出す博物館で、先月(4月)末から始まったのが、題して『ヤンキー人類学』展。」 阿部 「こういうのあるんですね。」