パルコ、三越撤退 人の流れ、より駅に 千葉市の中心市街地の空洞化が加速している。今月末には若者のファッションを支えてきた千葉パルコが40年の歴史に幕を下ろし、来年3月には三越千葉店も閉店する。一方、三つの鉄道が集まる千葉駅周辺では、20日にJRの新駅舎が開業するほか、今後も再開発が予定され、にぎわいの一極集中が進む見通しだ。中心市街地は生き残ることができるのか。【田ノ上達也】 「最終売り尽くし!」と書かれた真っ赤なポスターが張り出され、セール品目当ての若者でにぎわうパルコを出て、中央公園を過ぎると、めっきり人通りが減る。空き店舗が姿を変えたコインパーキングも目立つ。