シャロン・ストーンが、今よりも女性が少なかった時代の撮影現場を振り返り、心に抱えた苦しさを語った。(フロントロウ編集部) 映画業界で闘ってきたシャロン・ストーン 映画の都と言われるアメリカのハリウッドでは、これまで何十年にわたり繰り広げられてきた女性制作者や女性俳優に対する性暴力に声をあげるMeTooムーブメントとTime’s UPムーブメントが2017年に大規模発生し、女性が置かれている環境に対する改善が進められている。 しかし、2017年にやっとその動きが起こるまでにも、闘ってきた女性たちは多い。映画『氷の微笑』や『トータル・リコール』などで知られるシャロン・ストーンもそのうちの1人。 ⓒTRI STAR PICTURES 現在63歳となったシャロンは、『氷の微笑』によってセックスシンボルとされたことで、とくに性の対象と印象づけられてきた。しかしプロフェッショナルとして働くうえで、共演