昨年9月、滋賀県にあるショッピングモール「ピエリ守山」がとてつもなく過疎化してしまったというニュースをお伝えしたかと思うが(関連記事)、遂に今年3月、休館となったそうだ。公式サイトには「現在ピエリ守山はリニューアル工事期間中の為休館しております。」の一文だけが残され、魅力的な商業施設の再生に向けて取り組んでいるそうなのだが、テナント誘致が順調には進んでいないとの報道もあり、今後が注目されるところだ。 ということでアメリカだ。アメリカはとてつもなく広く、自動車社会となっているため大型のショッピングモールは至る所に存在する。そして同様、廃墟となってしまったショッピングモールも無数に点在するのだ。 放棄されたショッピングモールは景気の悪化で「閉店」の勢いが増す中西部には特に多い。この廃墟マップは廃墟化したモールが好きなFacebookユーザグループが投稿したものだ。 より大きな地図で 全米ショッ
これが今回見学させていただいたジャンクションの中だ!すごい!かっこいい!(かっこよすぎるので画像をクリックするとより大きなサイズでお楽しみいただけます) 見学できるようになった経緯とか、このジャンクションがどういうものなのかとか、そういうまどろっこしいことはとりあえずおいといて、まずはそのかっこよさをご覧いただきたい。どうだ! ああ、実物を見ていないみなさんが不憫でならない。
前回は電子化という方法で蔵書問題を解決したケースをみてきた。 武田徹さんと大野更紗さん。二人に共通しているのは、電子本よりも紙の本の方が読みやすいという考えだ。大量に電子化してしまったことを武田さんは後悔していた。日常的に電子化をくり返し、電子化した本を後もちゃんと読むと言った大野さんにしても「リーダビリティは紙が上」「日本語の本は紙で手に入れたい」と言ったことを話していた。 全ての蔵書を電子化してしまうのは味気ないと僕も思う。iPadなどのタブレットの出現、読みやすさを劇的に良くするアプリの開発という二点によって、「電子化された書棚」というものの活用が可能になってきた。だけれども、それは、武田さんのような尖った人の新しいことへの挑戦か、場所がないけど本をたくさん所有したいという矛盾を解決するための打開策として実践するか、どちらかでしかやる価値がないのではないだろうか。 物体としての本を増
さよなら地下鉄梅田駅・ アーチ空間のシャンデリア 2月8日にインスタグラムにアップした写真です。 このときはアーチ天井の改修工事としか貼り紙には書かれていなかったのですが、2月17日に大阪市交通局からアーチ空間が刷新するという報道発表がありました。 →「御堂筋線梅田駅のアーチ空間を刷新します」大阪市 大阪市交通局の募集要項の配布資料より ↑従来のこの空間が ↓このように変わります。 蛍光灯照明(シャンデリア)がなくなっている! 天井もすごいことに! (※蛍光灯照明(シャンデリア)は「大阪市地下鉄建設五十年史」ではシャンデリアと記されていたため、以下「シャンデリア」とします) もう、びっくり! あのシャンデリアって、レトロだけどモダンな感じがしてかなりよかったんですよね。でもそれほど古いものだというイメージはなかったのですが、ネット上では結構不満の声が上がっていたように思います。そんな中で工
建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba マンガ建築考の森山高至が「たてものと生活と社会と文化」を考えています。 twitter始めました。https://twitter.com/mori_arch_econo 連絡先は moriarchecono@gmail.com 今日のTwitterのTLに数多く流れていたのが 東京五輪メイン会場「新国立競技場」何をもめてるの? と題して以下の記事 2020年の東京五輪でメイン会場となる予定の新国立競技場ですが、デザイン、安全、費用などの面で論議が沸き起こっています。なぜでしょうか。 ・・・争点の一つは、「こんなに大きな施設が必要なのか」ということです。 槇文彦さん(85)も、産経新聞(10月9日付)のインタビューに応え、「無論、私は五輪そのものに反対なのではない」としたうえで、次のような疑問を呈しています。
忙しさや雑事から離れ、ゆったりしたひとときを満喫できる温泉宿。泉質や宿のサービスなど宿の選び方はいろいろだが、今回は名建築を楽しめる宿を専門家に聞いた。国の重要文化財や登録有形文化財、日本を代表する建築家が手掛けた宿がずらりと並んだ。<東日本>1位 富士屋ホテル(神奈川県箱根町) 565ポイント明治の和洋折衷 明治時代をしのばせる和洋折衷の建築。外国人向けのリゾートホテルとして1878年に創業した。本館は和風建築の代表的な装飾である唐破風(からはふ)屋根の柔らかな曲線が美しい。当時の洋館に多かったよろい戸付きの上下窓がある西洋館、校倉造りの外壁の花御殿、食堂棟などの建物が国の登録有形文化財に指定されている。 メーンダイニング「ザ・フジヤ」では頭上に注目したい。日光東照宮本殿をモデルにした5メートル超の格天井には高山植物や鳥などが描かれ、欄間の彫刻や装飾は荘厳さを感じさせる。館内ツアーが毎日
2013年12月19日00:00 韓国人:ソウル駅 vs 東京駅 vs 北京駅 カテゴリ韓国の反応歴史 465コメント 韓国のネット掲示板に「ソウル駅 vs 東京駅 vs 北京駅」というスレッドが立っていたのでご紹介。 1. 韓国人(スレ主) 1. 大韓民国・ソウル駅 旧ソウル駅舎は1925年、塚本靖という著名な建築家によって設計された。ルネサンス式建築物であり、完工当時は、東洋で、東京駅の次いで大きな駅舎であった。現在の駅舎は2003年に新たに完工したものである。 2. 日本・東京駅 1914年完工された当時、東洋最大規模の駅舎であった。日本最高の建築家であり、韓国銀行本館の設計者、そしてソウル駅を設計した塚本靖の師匠である辰野金吾が設計した。東京駅は、1945年の東京大空襲で焼失し、その後2階構造で応急復旧したが、2012年に本来の姿に戻すべく復元を開始し、2013年に完成した。 3.
天皇陛下が80歳、傘寿になられるのを記念して、宮内庁が来年、皇居宮殿の中を初めて一般公開する方針を固めたことが分かりました。 天皇陛下は、今月23日に80歳、傘寿の誕生日を迎えられます。 関係者によりますと、これを記念して、宮内庁は来年、一般から公募した人たちを対象に皇居宮殿の中の特別参観を初めて実施する方針を固めました。 特別参観は、来年の5月と10月に一度ずつ、宮殿行事のない土曜から日曜にかけて行われ、このうち5月は24日と25日に実施される予定です。 参加できるのは、1回につき50人程度で、一日3回行われるということです。 参加者は、国賓をもてなすための宮中晩さん会が開かれる「豊明殿」のほか、一般参賀で天皇陛下や皇族方が立たれるベランダや拝謁などの公式行事に使われる部屋がある「長和殿」の中に入って、宮内庁の職員から部屋ごとに行われる儀式や行事について説明を受けます。 また、宮殿の中で
紙(紙管)など多様な材料を用いた仮設住宅等の建設で、 難民支援や災害支援など様々なプロジェクトを世界各地で実行してきた、 日本を代表する建築家の一人、坂茂氏。 2011年にはフランス芸術文化勲章を受賞するなど、 海外でも高い評価を得ていらっしゃいます。 下の動画は氏の講演の様子を収めたもので、 紙管を建築の材料として取り入れるようになった経緯、 お金や権力を持つ一部の人の為に働かざるをえないという、建築家としての葛藤、 被災地で活動をするようになったきっかけやその活動の内容、 そして活動を続ける中で生まれた建築哲学などが、 ユーモアを交えながら、流暢な英語で語られています。 これまでの取組み、建築家としての哲学、そして坂さんの人間的魅力に、 魅了された外国人が続出していました。 大変素敵な動画ですので、ぜひご覧いただければと思います。 リクエストありがとうございましたm(__)m 翻訳元
<100%LiFE Web Magazine of Magazine House - スタイルのある家と暮らし人生をフルに楽しみたい人たちへ、新しいライフスタイルマガジン『100%LiFE』。『100%LiFE』は、マガジンハウスが「スタイルのある家と暮らし」をテーマに情報発信するデジタルマガジンです。クリエイティブな感性で暮らしと空間を楽しむ人たちの交流の場となるライフスタイルメディアを目指しています。メインとなるコンテンツは、遊び心とクリエイティビティあふれる生活シーンを多様でハイクオリティな空間事例とともに紹介。またレギュラーコーナーでは、インテリア、アート、デザイン、ファッションなど、クリエイティブ分野のトレンド情報を伝えていきます。『100%LiFE』は、タブロイドPC、及びスマートフォンにも最適化し、モバイルでもストレスなく読める設計になっています。web magazine o
槇 文彦(まき・ふみひこ)氏 1928年東京都に生まれる。1952年、東京大学工学部建築学科卒業。米クランブルック美術学院及びハーバード大学大学院修士課程修了。スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル、セルト・ジャクソン建築設計事務所、ワシントン大学のキャンパス・プランニング・オフィス勤務を経て、ワシントン大学とハーバード大学で都市デザインの準教授。1965年に帰国、槇総合計画事務所を設立し、東京大学教授も務めた。受賞歴多数。建築家最高の名誉とされるプリツカー賞を1993年に受賞。 10月の下旬だったろうか。「日経ビジネス」の編集部から、現在話題になっている新国立競技場案についての寄稿を求められた。その依頼と同じ頃、日経ビジネス10月28日号が送られてきた。 その中では今回、新国立競技場のコンペに当選した建築家、ザハ・ハディド氏、そしてその周縁でコンペに参加した人々の案をめぐる話が、建
東京の湊という町に、古いビルがポツポツと歯抜けのように建つ不思議な地区があって驚いた。 調べてみると、そこでは再開発事業が進んでいるようだった。 そういう場所をいくつか巡ると、三丁目の夕日が今まさに暮れて新しい日になろうとするような独特な光景が広がっていた。
東京都千代田区にある旧グランドプリンスホテル赤坂の跡地で超高層ビル2棟の新築工事を進める西武プロパティーズ(埼玉県所沢市)は11月18日、敷地内で保存する「旧館」の曳き家工事を公開した。移動距離は44m。施工は大成建設が手掛けている。 写真の左手前に向かって動く旧館。床下では作業員が建物を支える「ころ棒」の盛り替えや微調整などに追われる。11月18日に撮影(写真:日経アーキテクチュア) 工事現況図。旧館(旧李王家東京邸)は11月19日までに、南東方向に44m動かす1回目の曳き家を終えた。図中の1工区は新築するオフィス・ホテル棟、2工区は住宅棟の現場をそれぞれ示す(資料:西武プロパティーズ)
ここはエスタークの眠る地下大神殿か、それとも未来のネルフ本部か…埼玉県春日部市(旧庄和町)にある首都圏外郭放水路は、巨大建築愛好家でなくても、1度は訪れたいところです。 そんな施設の特別見学会が昨日、今日と開催されているんです。 地下大神殿の呼び名は伊達じゃなかった この首都圏外郭放水路は、 あふれそうになった中小河川の洪水を地下に取り込み、地下50メートルを貫く総延長6.3キロメートルのトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の地下放水路です。日本が世界に誇る最先端の土木技術を結集し、平成18年6月に完成。完成に先立ち、平成14年から部分的に稼動し、毎年7回程度の洪水を安全に処理することで、住宅地等への氾らんを防いでいます。 私たちの目にふれることなく、洪水と闘う首都圏外郭放水路のスケールはまさにギネス級。洪水を取り込む直径30メートル、深さ70メートルにおよぶ5本の巨大立坑をはじめ、地
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く