少なくとも今の日本の「ジェンダーフリー」では 「社会進出する女性」の比率が35%を超える事は無い。 理由は簡単である。 男性が「女性として生きる権利」を考えていないからだ。 現在の日本における「ジェンダーフリー」なり「フェミニズム」なりを見る限り かなり肯定的な表現をしてもやっている事は『男に生まれても女に生まれても 旧来の「男性」と言う生き方をできるようにする』である。 一例を挙げれば、女性がパンツスーツを着て就職して毎日仕事に行くのは 現実として見かける光景ではあるが、男性がスカートを履いて外出したり 就職せずに家庭に入ったりするのは極めて稀なものである。 「女性が男性として生きる割合」:「女性が女性として生きる割合」が 5:5(実際は4:6くらいに留まるだろうが)になったとして、 男性が「女性として生きる割合」が上がらなければ 「男性として生きる人」の男女比がどんなに上がっても10: