先日放送されたフジテレビ『FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島!!』(以下『27時間テレビ』)は、メインパーソナリティーの明石家さんまのお笑い芸人としての底力を見せ付けるような形で幕を下ろした。 タイトルに「ひょうきん」とあるように、かつての人気番組『オレたちひょうきん族』の三宅恵介プロデューサーが総合演出を務め、『27時間テレビ』に登場するのは12年ぶりというビートたけしをはじめ、さんまと様々な番組で共演してきた芸人たちが勢ぞろいしたが、とりわけ印象に残ったのは、『クイズ!ヘキサゴン2』のコーナーに登場した、盟友・島田紳助との丁々発止のやりとりである。 ご存知のとおり、明石家さんまと島田紳助は同じ年齢であり、また吉本興業にそれぞれ18歳で入った正真正銘の同期である(他にオール巨人、桂小枝など)。ただ同期である、という以上に濃密なふたりの関係性は、いままでにも