九段会館の天井崩落、遺族らが捜査申し入れ : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）東日本巨大地震で東京都千代田区の宿泊・会議施設「九段会館」の１階大ホールの天井が崩落し、女性２人が死亡、２６人が重軽傷を負ったことについて、遺族らが３０日、警視庁麹町署に刑事事件として捜査するよう申し入れた。遺族らは「施設の構造や管理に問題があったのではないか」と主張し、天井崩落の原因究明を求めている。 申し入れたのは、死亡した東京観光専門学校（新宿区）非常勤講師の小林桂子さん（５０）（町田市）と金子いづみさん（５１）（神奈川県藤沢市）の夫ら。地震発生時、九段会館では同校の卒業式が行われていた。遺族側代理人の渡辺博弁護士によると、今後は業務上過失致死傷容疑で刑事告訴し、民事訴訟も起こすという。
