新型コロナウイルスの感染が拡大する中、Jリーグの対応は実に迅速だ。村井満チェアマン(60)のリーダーシップが光っている。 2月24日に政府が「この1、2週間が瀬戸際」との声明を出すと、翌25日には関係各所との調整をすませ、3月15日までの全公式戦延期を発表した。結果的に、その翌日に政府がスポーツ・文化イベントの自粛を要請。EXILEやPerfumeらアーティストのライブが当日に開催中止決定の憂き目にあったが、ルヴァン杯の延期を前日に発表していたJリーグは混乱を最小限にとどめた。 さらに日本プロ野球機構(NPB)に話を持ちかけ、日本の二大スポーツが歴史的なタッグを形成。「新型コロナウイルス対策連絡会議」を発足させた。 3人の専門家の意見を聞き入れた第1回会合が3日に終了すると、チェアマンはその足でトップリーグ連携機構の所属団体が集まる会合へ。バレーやバスケBリーグ、ハンドボール、ソフトボール
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