クリックして拡大する東京・霞が関の文部科学で、鈴木寛・副大臣(写真右奥)に報告を行う際、一礼する日本相撲協会の放駒理事長(写真左)。新たな不祥事はまたもや角界を揺るがした=(大西史朗撮影) 大相撲の八百長問題で、NHKが春場所(3月13日初日)について、開催された場合でも生中継を行わない方向で調整を始めたことが3日、分かった。生中継が中止となれば、昨年7月、力士による野球賭博など角界の不祥事が続発した後の名古屋場所以来、2度目の事態となる。 NHK関係者によると、NHKは八百長をうかがわせるメールがやりとりされていた問題を1日には把握。広く報道された2日、春場所の生中継の是非について検討を始めた。3日になって一部力士が八百長の事実を認めたため、NHK幹部らは生中継はできないとの判断に傾いたという。 福地茂雄前会長は昨年9月、秋場所で生中継を再開するに当たって「新たな問題が発生した場合は、中