ミクシィが11月8日に発表した4~9月期の決算は、売上高が前年同期比41.6%減の39億7900万円、営業損益が3億9800万円の赤字(前年同期は16億1200万円の利益)、最終損益が13億5200万円の損失(同15億8300万円の利益)に転落した。朝倉祐介社長は「いつまでも赤字を出している状況は絶対に許せない」とし、新規事業の成長に期待をかける。 グループ全体のスマートフォンサービス(アプリ、Web)の9月のアクティブユーザー数(ほとんどがmixiのもの)は715万人と、6月比で約10%減、前年同月比では36%減少。mixi事業の売上高も激減し、広告売上高は前四半期比70.3%減の8億100万円、課金売上高は同26.1%減の26億5400万円にとどまった。 課金売り上げの苦戦要因は、ディー・エヌ・エー(DeNA)と共同で展開している「mixiゲーム」が期初の想定を下回ったこと。朝倉社長は