ミュージカルのチケットなどをインターネットで転売する目的で購入したとして、無職の40歳の男が、ダフ屋行為を禁止した東京都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。 警視庁は、男が8年間におよそ3200件のチケットをネット上のオークションに出品し、少なくとも5400万円余りを得ていたとみて調べています。 逮捕されたのは東京・品川区の無職、阿部久容疑者(40)です。警視庁の調べによりますと、阿部容疑者は去年7月から9月にかけて、転売する目的で宝塚のミュージカルなどのチケット8枚をコンビニエンスストアで購入したとして、ダフ屋行為を禁止した都の迷惑防止条例違反の疑いがもたれています。 これまでの調べによりますと、阿部容疑者はコンビニエンスストアの会員が先行予約できる仕組みを使ってチケットを手に入れ、オークションサイトなどで、定価の2倍の値段で転売していたということです。 警視庁は口座の入金記録などか