アメリカ西部のコロラド州とワシントン州で、大麻をしこう品として合法化するかどうかを問う住民投票が行われ、賛成多数で可決されました。 西部コロラド州とワシントン州では、6日の大統領選挙の投票日に合わせて、大麻をしこう品として合法化するかどうかを問う住民投票が行われ、両州で賛成多数で可決されました。 今後、州知事によって承認されれば、両州では21歳以上なら、およそ28グラムの大麻をしこう品として所持したり使用したりすることが認められることになります。 アメリカでは、西部カリフォルニア州など複数の州で医療目的としての大麻の使用が認められていますが、しこう品として合法化されれば、アメリカで初めてのケースとなります。 大麻を、しこう品として合法化するよう求めてきた一部の団体などは、大麻の取り引きに課税することで州政府の新たな財源になるうえ、大麻の密輸を結果的に防ぐことにもつながると主張しています。