/たしかに液晶モニタやシネコンのスクリーンではHD=2Kもあれば十分。ところが、短焦点プロジェクタの劇的な登場で80インチ以上が当たり前になりつつあり、それとともに4K移行は確実だ。/ ハイビジョンの次は4Kか、売れねぇよ、なんて言っているやつも少なくないが、短焦点プロジェクタの登場とともに、遠からず世界中のモニタが、すべて4K、HDの4倍、3840x2160(4096x2160)で統一されることになる。 HD=2Kというのは、もともと35ミリのフィルムの画質相当。ところが、ブロックバスターと呼ばれるようなスペクタクル映画の名作大作は、昔から大劇場の巨大スクリーンでのロードショー用に、倍の70ミリのフィルムを使っている場合が少なくない。この意味で、作品は、4Kで撮影、保管しておきたい、というプロのニーズがあった。同様に、顧客側にも、マスターの70ミリ相当の高画質で見たい、というマニアのニー